富山のおすすめ小児科クリニック

子供の急な発熱!苦し気な顔を見ると、どうしても不安な気持ちとなるのが親心。少しでも早く治るように、少しでも子供のストレスが軽減できるように、安心して任せられる小児科クリニックを選びたいものです。家の近くがもちろん良いのですが、それでも少し遠くても診て欲しい先生がいるかも知れません。そこで今回は、親子ともに安心して任せられる小児科クリニックをおすすめ順にご紹介します。乳幼児健診はもちろん、予防接種や各種アレルギー診療、さらにはキッズスペースや授乳室の有無など、事前に確認しておきたいポイントをまとめていますので、是非参考にしてみてください!※各掲載医院の情報は2021年7月時点のものです。

嶋尾こどもクリニック|富山市

基本情報

おすすめポイント

予防接種スケジュールについて

予防接種においては初回の来院時に、全員に予防接種スケジュール表を作って、今後の進行予定を詳しく説明してくれます。また、途中で来院された方やスケジュール通りに進まなかった方には修正されたスケジュール表があらためて渡されます。

予防接種の種類

・定期接種:予防接種法に基づいて、国が責任を持って市町村で行われます。国が定めた月齢、年齢であれば無料で接種が行われます。ヒブ、肺炎球菌、ロタ、B型肝炎、4種混合・3種混合・2種混合、BCG、麻疹風疹混合、水痘、日本脳炎、子宮頸がん
・任意接種:保護者又は個人が接種を希望して行われ、費用は自己負担となります。
インフルエンザ、おたふく風邪、侵襲性髄膜炎、狂犬病、その他

ワクチンの接種間隔の変更

これまではワクチン接種する際に、次のワクチン接種までの期間を生ワクチンで27日以上、不活化ワクチンは6日以上の間隔を空けなければなりませんでした。しかし、令和2年10月1日よりこの規定が一部緩和されました。注射生ワクチンと別の注射生ワクチンを続けて摂取する場合のみ、27日空ける必要がありますが、それ以外のワクチン接種間隔は撤廃されました。ただし、同一ワクチンの複数回摂取の場合は、その間隔を守る必要があります。

Google maps

公式ホームページはこちら

かとうこどもクリニック|中新川郡立山町

基本情報

「五百石」駅から車で約5分、富山地鉄バス「蔵本口」バス停から徒歩3分。3号線セブンイレブン「立山大石原」店の東。中新川郡立山町の「かとうこどもクリニック」は患者さんや家族に不安な思いをさせないよう、一人ひとりに真摯に向き合う診療を心がけてくれています。また、2019年からは、近年増加傾向を続けるアレルギー疾患に対応するため、アレルギー専門外来も開いています。

おすすめポイント

一般的な子どもの病気に対応

多岐に渡る小児一般の病気の診断・治療が行えます。また、症状によっては、より詳しい検査や入院加療が行える施設の紹介も行えます。
・呼吸器疾患、消化器疾患、皮膚疾患、伝染性疾患、アレルギー性疾患など

アレルギー外来で対応

アレルギー学会の専門医が対応に当たるので、受診希望の方は電話で予約を取ってください。一部疾患については大人の方の対応も可能になっています。
・診療疾患:食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、スギ花粉症などのアレルギー性鼻炎・結膜炎

定期接種となったロタウイルスワクチンについて

2020年10月より全額補助の定期接種になったロタウイルスワクチンには、1価(ロタリッククス®)と5価(ロタテック®)の2種類があります。1価は2回接種、5価は3回接種と、回数が異なるのは、1価ワクチンが人のロタウイルス由来、5価は牛のロタウイルス由来による、抗体免疫獲得率の違いだといわれています。厚労省の発表では胃腸炎予防効果は同等とされ、選択は自由ですが途中での変更はできません。

Google maps

公式ホームページはこちら

ふちざわ子どもクリニック|氷見市

基本情報

JR氷見線「氷見」駅より徒歩37分、加越能バス停より徒歩100m、ホームセンター「ムサシ氷見」店の東。氷見市の「ふちざわ子どもクリニック」は2018年に開院し、小児科とアレルギー科に対応しています。一般診察と健診・予防接種は入口から分けるなど感染予防に気を配っています。

おすすめポイント

皮膚疾患への対応

子どもの皮膚は大人の皮膚と比べて薄いので、外部からの刺激を受け易くなっています。また、汗をかき易いので細菌やウイルスが繁殖し易く、感染症を引き起こすこともあります。皮膚疾患は皮膚を清潔に保ち、温度調節をしっかり行うなど日常の生活で改善される点が多くあります。薬の処方だけでなく、生活する上での注意点なども丁寧に説明してくれます。

アレルギー症状に対応

小児アレルギーの症状には様々な表れ方があります。よく見られる食物アレルギー以外にも、環境によるものも考えられます。当院では、血液検査や皮膚テスト、検討をつけた食べ物を除いた食事を1~2週間続けて様子をみる除去試験などを行って、アレルギーの原因を突き止めます。

発達障害の診断・治療

発達障害の治療は、行動や反応から発達障害に早期に気づいて取り組むことで、改善率が良くなります。行動療法で苦手な学習やコミュニケーションをトレーニングします。また、自閉症など症状にはドパミン拮抗薬やセロトニン系薬剤などを用いた薬物療法も行われます。発作症状がみられる場合は、抗てんかん薬の使用もあります。

Google maps

公式ホームページはこちら

うえせこどもクリニック|高岡市

基本情報

JR氷見線「能町」駅より南東へ徒歩8分、57号線能町南3丁目交差点の南西。「能町小学校」の東。高岡市の「うえせこどもクリニック」は平成30年に開院し、地元の皆さん
から気軽に相談を受けられるアットホームなクリニックを目指しています。院長の専門性から、心雑音のある子どもや学校心臓健診二次健診の一部精密検査にも対応ができます。

おすすめポイント

予防接種への案内

予防接種は随時予約を受け付けています。予約なしの当日接種は対応してもらえません。基本的に午後2時半から4時までに優先的に行います。インフルエンザワクチン、おたふくかぜワクチン、B型肝炎ワクチンには「とやまっ子子育て応援券」が利用できるので、利用の際には受付に提示してください。尚、受診の際には、市から配布された問診票に必要事項を記入して、ワクチン毎の接種券を添付して、提出してください。

「かかりつけ医」としての対応

地域の子どもの「かかりつけ医」として、発熱や風邪、頭痛、結膜炎、鼻水・鼻詰まり、のどの痛み、咳、下痢・嘔吐、腹痛、中耳炎、ひきつけなどの症状以外にも、以下の小児科全般の診療が行えます。
・呼吸器疾患、伝染性疾患、循環器疾患、消化器疾患、慢性疾患。

子どもに多くみられる皮膚疾患

・脂漏性湿疹:頭や顔から皮脂と呼ばれる脂肪分が多く分泌されることで、黄色のかさぶたやフケのようなものが付着します。
・おむつかぶれ:尿や便に含まれるアンモニアなどの刺激物やおむつの線維がこすれて、おむつの当たる部分に赤みや発疹などの炎症を起こします。
・カンジダ性皮膚炎:便の中にいるカンジダというカビの一種の常在菌に感染して炎症を起こしたもので、おむつかぶれに似ていますが、悪化するとただれて、皮が剥けます。
・あせも、あせものより:「あせも」は汗の出口が汚れや垢でふさがれて小さな発疹が現れたもので、「あせも」を掻きむしったキズにブドウ菌が感染し炎症を起こした状態が「あせものより」です。
・とびひ(伝染性膿痂疹):「あせも」や「虫刺され」を掻いてできた傷に、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が感染して炎症が起き、強い痒みのある水疱ができ、化膿することもあります。
・手足口病:手に付着したコクサッキーウイルスなどのエンテロウイルスに感染し、手のひら、ひじ、足の裏、ひざ、口の中に水疱ができます。
・リンゴ病:ヒトパルボウイルスに感染し、腕やお腹に発疹ができます。

Google maps

公式ホームページはこちら

とよた小児科クリニック|射水市

基本情報

あいの風とやま鉄道線「越中大門」駅から徒歩10分、大島バス停(旧8号線)から徒歩2分、44号線高岡信金の南。射水市の「とよた小児科クリニック」は平成元年に開院し、小児科専門医として子どもの病状の変化や子どもの個性に合った治療を行ってくれます。待合室には絵本やおもちゃを配置して、子どもたちが待ち時間を退屈せずにリラックスして過ごせる工夫がされています。/p>

おすすめポイント

妊娠中の感染予防の注意点

・妊娠中は感染症に罹り易くお腹の子どもに障害が起こる可能性があります。特に風疹、トキソプラズマ、サイトメガロウイルスなどが危険です。
・お肉、生卵、野菜、果物に触った後、おむつ替え、土、ペットや子どもの唾液・尿に触った時はしっかり手洗いしましょう。
・モルモットやハムスターなどの齧歯類の動物はいろんな病原菌を持っているので、触れ合わないようにしましょう。
・外出時はマスクをして、帰宅後は手洗い、うがいを励行しましょう。

髄膜炎ワクチンの勧め

髄膜炎は脳の周りを覆っている膜にウイルスや細菌が付着して炎症を起こし、発熱、嘔吐、不機嫌、痙攣、頭痛、食欲不振など様々な症状が起きる病気です。子どもが小さいほど、髄膜炎の診断が難しく治療も困難です。細菌性髄膜炎の80%がヒブ(インフルエンザ桿菌b型)、肺炎球菌だといわれ、生後2ヶ月からヒブワクチン、肺炎球菌ワクチンの接種が同時に接種できます。

事故防止-異物誤飲

生後4~5ヶ月になると手当たり次第に物を握り、その手を口に持っていきます。本来飲み込んではいけない物を飲み込む「異物誤飲」で、一番危険で頻度の高いのがタバコです。タバコはニコチンが入っており、体に大変有害なものです。危険な豆類の中でもピーナッツは喉に詰めて窒息することがあります。イクラも喉に詰まることがあり、また、おもちゃの部品やビニールを飲み込むことがあるので注意が必要です。食道から胃までいけば、便と共に体外に排出されますが、気管に詰まると窒息したり、肺に詰まって膿瘍(膿のかたまり)になることがあります。

Google maps

公式ホームページはこちら

いかがでしたか?今回は富山県内、富山市、氷見市、高岡市、射水市、そして中新川郡で、おすすめの小児科クリニックをご紹介しました。近いに越したことはないですが、是非安心して任せられる小児科クリニックを見つけてください。