白内障とは、ある程度の年齢になると水晶体が白く濁ってくる病気で、白内障手術は年間約120万件も行われています。ですので、誰もが経験する病気と言えるものですが、だからと言ってどこの眼科医院でも良いという訳にはいきません！どうしても大切な目の事。各医院の実績はもちろん、設備のこと、費用のこと、手術後のこと、しっかりと自身が納得した上で手術をお願いしたいものです。そこで今回は、東京都23区内で白内障手術の症例実績が多く、その他の点でも安心して受診できる眼科医院をおすすめ順にご紹介します。是非、白内障手術を検討する際の参考にしてみてください。※各掲載医院の情報は2020年11月時点のものです。
東京都23区内で白内障手術が得意な眼科医院
等々力眼科｜東京都世田谷区
基本情報
東急大井町線「等々力」駅より北へ徒歩2分（170ｍ）。東京都世田谷区等々力の「等々力眼科」は昭和31年開設、平成5年から日帰り白内障手術を始め、平成21年までに8,362眼、現在年間625眼の手術を行っています。平成13年からはエキシマレーザーを導入した屈折矯正手術に始まり、多焦点眼内レンズにレーザー白内障手術など、先進技術の導入に努めています。
おすすめポイント
安心の日帰り白内障手術
高齢者や高血圧や糖尿病などの全身的な病気を持っている方でも、通常は日帰り手術が可能です。90歳以上の方でも、360例以上の手術が行われました。手術当日も飲食に制限はなく、常用薬も普段通り服用できます。ただし、アルコールは術後2週間禁止となっています。麻酔も点眼薬で少しはしみますが、注射針を使わないので痛みはありません。手術時に眼内には水圧がかかりますが、ほとんどの方は痛みを感じずに手術が受けられます。手術の創も内圧を高めることで、小切開創を自己閉鎖できるので、縫合することもなく術後の抜歯も不要となっています。
経験豊富な院長による手術
日本近代眼科手術の開祖、永田誠先生の下で修業して、日本医科大学の眼科講師を経て現在に至る院長は、令和元年現在までに15,300件、令和元年だけでも849件の日帰り白内障手術を行っているので、安心して手術が受けられます。
高精度の眼内レンズ度数選定
眼内レンズの度数計算の精度を上げるために、IOLマスターとLenstarという2つの光学式眼軸計測システムを導入し、最低3回の測定を行い、7種類の計算式用いて適切な計測値を選択しています。また、平成28年からは人工知能を用いたHill-RBFという度数計算システムも導入されました。多焦点眼内レンズによる白内障手術では、平成21年より厚労省設定の先進医療施設基準をクリアし、年間187件（令和元年）、通算1,021件以上の手術実績を挙げています。
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下丸子眼科クリニック｜東京都大田区
基本情報
東急多摩川線「下丸子」駅より南へ徒歩5分、111号線多摩堤通り沿い。東京都大田区下丸子の「下丸子眼科クリニック」は1999年開業、2009年に現在地に移転し、バリアフリーのゆったりした院内で質の高い医療が行われています。日帰り白内障手術の他にも、眼瞼下垂手術や眼瞼内反症手術、初期網膜剝離手術、瞼裂斑手術などの難手術も行えます。
おすすめポイント
最小リスクで最大の結果
日帰り白内障手術では、角膜切開ではなく敢えて、切る部分をなるべく小さくする強角膜切開を採用しています。切開創を約2.4㎜に抑えることで、痛みが少なく、治癒も早まるのです。
顕微鏡下での手術
手術はすべて顕微鏡下で慎重に行われ、水晶体を切開して白濁した部分を切除します。その後、眼の中へIOL（眼内レンズ）が移植されます。使われるIOLは高性能フォルダブル（折畳式）眼内レンズで、角膜乱視のある方はトーリック（乱視用）IOLが使用されます。尚、遠近多焦点レンズも相談により使えます。
手術への不安を解消
白内障手術では局所麻酔を行うので、痛みはほとんどなく、眼の状態により多少は違いますが、通常５～15分程で終了します。心配される日帰り白内障手術の費用は、入院手術の約半分の45,000円程度（3割負担の方）で済み、高額療養費制度、確定申告で医療費控除の対象となります。
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日本橋白内障クリニック｜東京都中央区
基本情報
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅出口から直結、浮世小路千疋屋ビル（YUITO ANNEX）3階。東京都中央区日本橋室町の「日本橋白内障クリニック」は、白内障手術の権威として世界に知られる赤星隆幸医師が「一人でも多くの患者さんを助けたいという思い」から、日帰り白内障手術を診療の中心に行っています。
おすすめポイント
日帰り白内障手術の概要
手術は点滴麻酔下で、2㎜以下の小さな創口から行われます。角膜切開で手術を行い、出血もなく、ワーファリンなどの抗凝固薬を服用中でも中止することなく安全に手術が受けられます。角膜乱視の方には、乱視矯正用のトーリックレンズが移植され、希望により遠近両用の多焦点眼内レンズ・その他のレンズなどが適応できる患者さんには使用されます。
治療の流れ
問診後、初診検査で白内障の有無、進行具合を確認します。手術に必要な精密検査を行い、移植する眼内レンズを決定し、最終確認を行います。手術日の1週間前から抗菌目薬をさし、手術は片目5分程で終わります。（白内障の進行具合により時間は変動します）手術後は付添いの方と共に帰宅となります。尚、手術後の1か月間は細菌感染を起こさないよう丁寧なケアが必要となります。
休診日は年末年始だけ
診察時間は午前が9:00～11:00 午後が13:00～15:30 となっています。受診には紹介状と事前の予約が必要となるので、先ず電話で予約をしてください。
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玉城眼科｜東京都江戸川区
基本情報
JR総武本線「小岩」駅南口から東へ徒歩5分、小岩警察署、江戸川区役所小岩事務所の手前。東京都江戸川区東小岩の「玉城眼科」は一般眼科診察に加えて、日帰り白内障手術や網膜硝子体、眼瞼下垂、涙目手術などに対応できます。国家資格を有した視能訓練士が手術前後の検査を行い、看護師は生活指導を行って、患者さんの不安感を軽減してくれます。
おすすめポイント
日帰り白内障手術で翌日からほぼ通常の生活
近年、白内障手術は大きな進歩を遂げ、「安全」且つ「短時間」で行うことが可能になっているので、手術の翌日からはほぼ通常の日常生活が可能になっています。手術にあたっては、順天堂浦安病院眼科で網膜硝子体手術を中心に執刀している副院長が、白内障の診断、検査、手術、術後診察の全てを担当してくれるので安心ですね。
最新手術装置を導入
白内障手術の安全性と効率性を格段に高めた、最新の白内障手術専用装置を導入しています。これにより、僅か2.4㎜の切開で手術が行えるので、術中の眼内環境の安定性が高まり、術後の炎症、乱視化、感染症・合併症のリスクを抑えられます。
クリーンな手術室
白内障手術で最も恐れる合併症の一つが、術後、眼内に菌が入って重篤な感染症を引き起こし、最悪失明に至る眼内炎です。この医院の手術室はクラス10000という最高ランクの清潔度を保って、HEPAフィルターの特別な換気システムでウィルスなどの感染予防を厳格に行い、万全の眼内炎対策を行っています。
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鴨下眼科クリニック｜東京都港区
基本情報
地下鉄日比谷線「六本木」2番出口よりすぐ、塩業ビル４F、六本木明治屋ストア上。東京都港区六本木の「鴨下眼科クリニック」は平成8年に開院し、眼科一般診療の他に、糖尿病眼合併症に対するレーザー治療や日帰り白内障手術、眼瞼下垂手術、網膜硝子体手術、専門医による緑内障、角膜疾患外来などの治療を行ってくれます。常に患者さんの立場に立った医療で、十分な説明を行い納得頂いてから診療を行うとのことです。
おすすめポイント
日帰り白内障手術ができます
日帰りによる白内障手術が行え、通常の単焦点眼内レンズの他に、「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」が行える先進医療認定機関になっています。（特約保険適応）
眼窩・眼瞼外来にも対応
加齢とともに瞼が下がってくると、視野が狭くなって物が見づらくなります。そのため、眼精疲労や肩こりなどの症状を訴えるようになるのです。保険適応で専門医による眼窩下垂手術が行えます。
オルソケラトロジー治療にも対応
オルソケラトロジー治療は、近視や近視性乱視の角膜に、特殊なデザインを施したハードコンタクトレンズを就寝中に装用して、角膜の形状を矯正することで、日中裸眼で過ごせるようにする近視矯正法です。
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いかがでしたか？今回は23区内の、世田谷区、大田区、中央区、江戸川区、そして港区のおすすめ眼科医院をご紹介しました。是非安心して任せられる医院を見つけてくださいね！