ある程度の年齢になると、誰もが一度は経験済なのが胃カメラ検査。なかなか得意の方はいないのではないでしょうか？痛みというよりは、苦痛という方が適しているかもしれませんが、そんな嫌なイメージから、年に一度も受診していない方もいるのでは？！そこで今回は、静岡県内で極力痛みを押さえた胃カメラ検査を行ってくれるクリニックをご紹介。最新機器を用いたり、専門医在籍など、特徴ある医院ばかりです。どんな病気も早期発見、早期治療が基本！そのために避けては通れば胃カメラ検査！是非参考にしてみてください！※各掲載医院の情報は2020年11月時点のものです。
静岡県の苦痛を抑えた胃カメラ検査が得意なクリニック
加藤内科クリニック｜静岡県浜松市
基本情報
JR東海道線「浜松」駅より、遠鉄バスで志都呂宇布見線「南平東」下車すぐ、雄踏街道沿い。静岡県浜松市の「加藤内科クリニック」は昭和56年開院、令和2年にリニューアルして、医師2名体制で新たなスタートを切りました。胃や腸などの消化器の病気、胃カメラなどの内視鏡検査を中心に、内科全般の病気に幅広く診療してくれます。
おすすめポイント
内視鏡検査での苦労を減らすいろんな工夫
麻酔薬として、胃カメラでは鎮静剤を、また大腸カメラでは鎮痛薬・鎮静薬が使用されます。効果には個人差がありますが、各人の状態に合わせて適量の麻酔を使って、ウトウトした状態で検査が受けられます。
おなかの張りを軽減
検査に際しては、胃や腸に送気し膨らませて観察を行うため、だんだんとお腹が張ってきて、苦しさを感じることが多くなります。そこで、送気には空気の代わりに炭酸ガスを用いることで、お腹の張りを軽減しています。炭酸ガスは空気より腸内で吸収されるスピードが格段に速く、素早く体外に排出されて、お腹の張りを抑えてくれます。
柔軟なスコープの採用
以前のスコープと比べると、細くてしなやかになっていますが、大腸検査では、腸管が曲がりくねっており、湾曲部でスコープが腸管壁を押すと、お腹に痛みが出てしまいます。そこで医師は丁寧な挿入を心掛け、且つ、彎曲部では自動的にしなる機能を備えたスコープで検査の苦痛を軽減してくれます。
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静岡消化器科クリニック｜静岡県静岡市
基本情報
静鉄静岡清水線「新静岡」駅より徒歩1分、「セノバ」隣の踏切を渡って目の前の「静鉄鷹匠青葉園ビル」2階。静岡市の「静岡消化器科クリニック」は静岡市内の開業医では数少ない、日本肝臓学会肝臓専門医として、慢性肝炎や脂肪肝などの肝機能障害を指摘されている方に適切な診療が行えます。また、胃カメラなどの内視鏡検査にも重点を置いて、早期がんの発見に努めています。
おすすめポイント
専門医による胃内視鏡検査
国内屈指の内視鏡施設出身の専門医が鎮静剤を使って、苦痛の少ない内視鏡検査が行えます。眠ったような状態で検査が受けられるので、苦痛や恐怖感を感じず、5分程度で検査を終了できます。
痛みの少ない大腸内視鏡検査
胃内視鏡検査と比較すると、検査自体に強い抵抗を感じたり、凄く痛いといったイメージを持つ方が多いようですが、高度な技術を持つ内視鏡専門医が検査にあたっています。また鎮静剤を使うので、より苦痛の少ない検査が受けられます。検査機器も拡大内視鏡を使うことで、より精度の高い検査が行え、大学病院と遜色はなく、検査時間も15分程度で終わります。
内視鏡検査実績
2019年の胃カメラは1982件（前年比＋60件）、大腸カメラは1551件（前年比+40）、腹部エコーは511件（前年比+78）の合計4044件でした。検査総数で初めて4000件を越え、2014年3229件、2015年3428件、2016年3525件、2017年3659件、2018年3866件と年々実績を挙げています。
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小山消化器・内科｜静岡県三島市
基本情報
JR「三島」駅発の沼津登山東海バスで「長伏南」下車、徒歩８分、市立長伏小学校東隣。静岡県三島市の「小山消化器・内科」は内科全般、胃腸の不調などを中心に診療しています。胃カメラ・大腸カメラによる胃・大腸内視鏡検査にも力を入れ、胃カメラは事前の予約なしに検査ができるようになっています。
おすすめポイント
胃カメラの流れ
検査前日：夕食は早めに摂り、夜9時以降は水以外の飲食を避けて、早めに就寝。 検査当日：水以外の飲食、薬は服用しないこと。 検査前準備：消泡剤を飲んで胃の中をきれいにし、麻酔薬をしばらく喉に貯めた後、ゆっくりと飲み干します。 内視鏡検査：検査は５～15分程度で終わります。 検査終了後：終わってもすぐに動かず、看護師の指示に従ってください。少し休んだ後、撮影された画像を見ながら、医師より詳しい説明が受けられます。飲食は1時間後からできますが、当日の風呂はシャワー程度にして、車の運転や激しい運動は止めましょう。
大腸カメラの流れ
検査前日：夕食は午後5時頃、消化の良い物を少なめに取って、早めに就寝。 当日の前準備：食事、飲み物、タバコ、薬などは摂らない。大腸をきれいにするための下剤（1.8ℓ）を自宅で数回に分けて飲み、トイレに数回通います。検査前に穴の開いた検査着に着替えます。 検査：鎮静剤を注射し、検査が行われ、数十分で終わります。 検査終了直後：横になって休み、お腹が張っているので、オナラを出してお腹を楽にします。 検査終了後：少し休んだ後、撮影された画像を見ながら、医師より詳しい説明が受けられます。ポリープ切除などの治療がなければ、1時間後から飲食ができますが、当日の風呂はシャワー程度にして、車の運転や激しい運動は止めましょう。
検査の注意事項
胃カメラ：検査の12時間前までに食事を済ませ、当日の朝食は抜き、薬やサプリメントの摂取も控えること。水分摂取は水のみOKで、牛乳やジュース、お茶は控えて下さい。 大腸カメラ：大腸検査は予約の必要があり、事前診察のため検査希望日の3日前までに一度受診願います。
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かわさきクリニック｜静岡県焼津市
基本情報
焼津ICから西へすぐ、静岡県焼津市越後島の「かわさきクリニック」は令和元年に開院し、内科、消化器内科、花粉症治療に対応してくれます。「感動してもらえるクリニック」をテーマに、受付の対応から始まり、医師とスタッフ全員が真心のこもった、誠実で親切な処置・対応で、医療の質の向上に努めています。胃カメラ・大腸カメラでは早期がんの早期発見に力を入れています。
おすすめポイント
定期検診で、がんの早期発見
胃の粘膜にある線細胞から発生するのが胃がん、腸の粘膜から発生する悪性腫瘍が大腸がんになります。共に発症初期で見つけるのは困難で、大腸がんの場合は定期健康診断で行う便潜血検査で気づくのが大半となっています。このような訳で、早期発見・早期治療には定期的な内視鏡検査が非常に大切なのです。
経鼻内視鏡による胃カメラ
胃カメラには経口タイプと経鼻タイプの2種類がありますが、通常、鼻からスコープを入れる経鼻内視鏡が選択されます。鼻から喉の奥まで角度をつけずに挿入でき、舌のつけ根にチューブが触れないことで嘔吐反射が起きにくく、苦痛が少ないという大きな利点があります。
大腸カメラで即ポリープ切除も可能
大腸の内腔などを観察・撮影し、医師がリアルタイムでモニタを通じて、病変の有無（炎症、ただれ、ポリープなど）を確認できます。また、確認だけに留まらず、病気が疑われる組織の一部を採取して顕微鏡で確認する生検や、場合によっては発見したポリープをその場で切除することなども、内視鏡で行えます。
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近藤胃腸科外科｜静岡県藤枝市
基本情報
JR東海道線「藤枝」駅から県道225号線を北へ徒歩約10分、青木交差点角。静岡県藤枝市南新屋の「近藤胃腸科外科」は祖父の代から受け継いだ「熱い医療」で70年、薬や機械に頼り過ぎず、人対人の対話と技術、高度な医療機器とのバランスを考えて、患者さんから愛され信頼される優しい診察を心掛けているようです。胃カメラなどの内視鏡検査が行える胃腸科と外科、肛門科に対応できます。
おすすめポイント
経鼻内視鏡で楽な検査
静岡県内でもいち早く取り入れた、鼻からカメラを挿入する検査です。口からの挿入と異なり、検査中に医師との会話ができるので、画面を見ながら分からないこと、質問などをすることができます。必要に応じて組織をごく少量採取して、良性・悪性の検査を行い、1週間位で結果が出ます。費用は3割負担の方で4,000円～8,000円位です。
大腸カメラの流れ
予約を取り事前に病院で説明を受ける必要があります。朝8時に来院し、病室で下剤を飲んで腸内がきれいになるまで、トイレに通うことになります。血圧測定、点滴、麻酔の注射後、大腸検査となります。検査後、脱水症状にならないよう点滴が追加されます。休息後、医師の説明があり、看護師の食事指導を受けて終了します。検査翌日にも採血・検尿・腹部レントゲンを行い、結果説明があり、約1時間程度で終わります。費用は3割負担の方で10,000円～25,000円位です。ポリープ切除などの処置により費用が異なります。
「こころがけ」の推進
患者さんに愛されることを心掛ける「近藤胃腸科外科」では、「トイレを磨いて心を磨け！！」をモットーに、30分ごとにトイレの清掃を実施しているとのことです。
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いかがでしたか？今回は静岡市を中心に、浜松市、三島市、焼津市、そして藤枝市のおすすめクリニックをご紹介しました。定期的に受診するのが理想ではありますが、胃カメラ検査は極力苦痛の少ないところで受診できるに越したことはありません！是非安心して任せられる医院を見つけてくださいね！