新潟のおすすめ小児科クリニック

子供の急な発熱!苦し気な顔を見ると、どうしても不安な気持ちとなるのが親心。少しでも早く治るように、少しでも子供のストレスが軽減できるように、安心して任せられる小児科クリニックを選びたいものです。家の近くがもちろん良いのですが、それでも少し遠くても診て欲しい先生がいるかも知れません。そこで今回は、親子ともに安心して任せられる小児科クリニックをおすすめ順にご紹介します。乳幼児健診はもちろん、予防接種や各種アレルギー診療、さらにはキッズスペースや授乳室の有無など、事前に確認しておきたいポイントをまとめていますので、是非参考にしてみてください!※各掲載医院の情報は2021年7月時点のものです。

すくすく小児クリニック|新潟市東区

基本情報

JR白新線「東新潟」駅より、はなみずきどんぐり公園を北西へ。新潟市東区の「すくすく小児クリニック」は2002年に開院し、小児科学会専門医として地域の皆さんに信頼され、質の高い診療を目指しています。ワクチンで妨げる病気のVPDの予防に積極的に取り組み、また不登校や発達障害の疑いなどの相談にも乗ってくれます。

おすすめポイント

VPDは「ワクチンで防げる病気」

VPDとは、「Vaccine Preventable Diseases」の略で、「ワクチンで防げる病気」の意味で、学会で使われる言葉なので一般的にはあまり知られていません。子どもたちが罹り易いVPDでワクチンによって防げる病気には、次のようなものがあります。
・B型肝炎、ロタウイルス感染症(胃腸炎)、ヒブ感染症、肺炎球菌感染症、ジフテリア、破傷風、百日せき、ポリオ、結核、麻しん(はしか)、風しん、おたふくかぜ、水痘(みずぼうそう)、日本脳炎、インフルエンザ、ヒトパピローマウイルス感染症、A型肝炎、髄膜炎菌感染症、黄熱病、狂犬病。

アレルギーには舌下免疫療法

アレルギーの原因となるアレルゲンを微量に長期間にわたって投与することで、アレルギー反応を起こしにくい免疫寛容の状態を作り出すアレルギー免疫療法(減感作療法)が舌下免疫療法です。以前は皮下注射による皮下免疫療法が主流でしたが、痛みと頻繁な通院がネックとなっていました。舌下免疫療法では、1日1回舌の下にアレルギー原因物質のエキスを含み、口腔内の血管から体内に吸収させる(舌下投与)ことで、アレルギー反応を起こしにくい体質を作り出せます。但し、3~5年という長期の治療継続期間が必要とされます。

ネット予約が可能

予約システムを使えば、診察の予約や予約確認・取り消しが行えます。
また、予約の日時が近づけば、お知らせメールを受け取ることができます。初めての利用に当たっては、ログイン画面より「アカウントの作成」へ進み、空メールを送るか、メールアドレスを入力して登録を行ってください。アカウント登録の案内メールが届くので、指示に従って登録を行います。

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小児科はやしクリニック|上越市

基本情報

JR妙高はねうまライン「春日山」駅より北西へ、上越新井線の東。上越市の「小児科はやしクリニック」は平成7年開院し、育児相談や個別の予防接種、感染症、アレルギーなど小児科に多い病気全般の診療を行っています。また、慢性の呼吸器疾患、喘息やアトピー性皮膚炎、乳児湿疹、そして、腎臓病、リウマチ性疾患などの慢性疾患にも力を入れています。

おすすめポイント

初診の方への注意

・電話予約は、025-526-6266 に連絡、ホームページからは「予約画面」で入力できます。
・伝染性の強い病気の方は、一般待合室とは別のスペースで待ち、発疹のある方、インフルエンザが疑われる方は受付に申し出てください。
・乳児健診と予防接種は一般診療と別の時間帯に予約制(025-526-6200)で行われます。乳児健診は(火)(木)の14時~15時まで。予防接種は(月)(火)(木)(金)の14時~15時までです。

親子で考える食と生活習慣

市の健康づくり推進協議会で、脳卒中は減少したが糖尿病が増える傾向にあるとの指摘がありました。青年壮年期からの肥満や血糖値の高値などの糖尿病発病の素地がみられ、これに中年期の脂質代謝異常が加わって動脈硬化を来たすことになります。これらは青年期、もっとさかのぼって少年期の食習慣、生活習慣の問題が将来の生活習慣に関わると考えられます。

小児用肺炎球菌及びヒブワクチンの安全性について

これらのワクチンは海外でも広く用いられ、日本でも発売以来100万人から150万人ほどの子どもに接種されています。国内での死亡報告の頻度について、諸外国で報告されたものと大きな違いは見られず、国内での接種に特段の問題はないとされています。接種にあたっては、発熱がなく、急性疾患にかかっていない時に行われ、医師による問診・診察や検温などを受けた上で行う必要があります。

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いからし小児科アレルギークリニック|加茂市

基本情報

JR信越本線「加茂」駅より北西へ、ユリノキ通り沿い、県立加茂高校の向かい。加茂市の「いからし小児科アレルギークリニック」は令和2年に開院し、県央地域を中心に小児・保健医療、救急医療に関わってきました。専門医としてのアレルギー疾患では小児のみならず若年成人も対象として診断・治療が行えます。

おすすめポイント

食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の関連性

湿疹やアトピー性皮膚炎で皮膚のバリア機能が障害されると、皮膚から様々な食物抗原が体内に侵入し、食物アレルギーを起こす原因になるとされています。従って、赤ちゃんの皮膚がカサカサだったり、ジュクジュクした場合は、早めに皮膚を清潔にして、保護対策を取ることが勧められます。具体的には、スキンケアと保湿剤を朝と晩に塗るようにしましょう。

舌下免疫療法でアレルギーに対処

舌下免疫療法は保険診療が認められ、12歳以上という年齢制限も無くなって5歳以上の小児に実施できるようになっています。
・対象患者-スギ又はダニによって症状が誘発されたアレルギー性鼻炎患者。
・不適応者-コントロール不良な喘息を合併している方、妊娠中又は妊娠希望の方、授乳中の方、5歳未満、65歳以上は使用経験が少ないとされる方。

喘息における家庭での環境整備

・アレルゲンとなる室内塵やチリダニなどを減らすために、掃除や布団の手入れを入念に行う。
・ねこ、イヌ、ハムスターなどのペットを飼わない。
・室内では喫煙をしない。部屋を変えても空気は循環するので気をつける。
・喘息日記を毎日記載して、受診時に持参する。
・喘息の治療薬は主治医と相談しながら、発作が出なくなっても2年間は続ける。

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かわさきこどもクリニック|新潟市中央区

基本情報

JR越後線「新潟」駅より南西へ、上所線「女池北」バス停すぐ、セブンイレブン「新潟女池西」店の交差点向かい。新潟市中央区の「かわさきこどもクリニック」は平成16年に開院し、経験豊富な医師が病気について分かり易く説明し、優しいスタッフが子育てのヒントを教えるなどして、家族を支援してくれます。病気の治療に限らず、子どもを健やかに育てるための育児指導や予防接種、乳幼児健診に力を入れています。

おすすめポイント

乳幼児健診について

乳幼児健診では子どもの成長、発達をチェックし、その月齢、年齢に応じた育児上のアドバイスが行われます。また、日常感じている疑問や不安を解消する場にもなっています。他人との比較でなく、子どもがどのくらいの処に達しているかをその子供を中心に考えることが大切です。
・健診月の目安:4ヶ月、7カ月、10ヶ月、12ヶ月、1歳半、2歳

ワクチンデビューは生後2か月の誕生日

子どもの受けられるワクチンが 多くなり、防げる病気も増えています。それに従い、接種回数も増え、いつどのように受ければよいかが悩みの一つになっていませんか。ワクチンの目的はVPD(ワクチンで防げる病気)の予防ですから、VPDに罹り易い時期になる前に、予めワクチンで十分な免疫をつけておくことが大切です。特にヒブ、肺炎球菌、ロタ、B型肝炎ウイルス、百日せき菌による感染症は生後6ヶ月までに、必要な接種回数を済ませる必要があります。そこで全体のスケジュールや病気へのリスクを考えて、初めてのワクチンは生後2か月の初日の誕生日に始めるのがよいでしょう。

至急の検査も可能

白血球数・CRP、インフルエンザや溶連菌などの迅速な診断・治療に役立つ検査が行えます。もちろんレントゲン検査も院内で可能になっています。

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キャッツこどもクリニック|長岡市

基本情報

JR信越本線「長岡」駅から東へ約1㎞、徒歩13分、アクロスプラザの東向かい。長岡市の「キャッツこどもクリニック」は2017年開院し、何かあった時に安心できる「かかりつけ医」として、地域をサポートできる存在を目指しています。小児呼吸器疾患に精通し、海外医療ボランティアや船医、災害医療派遣も経験している頼もしい存在です。

おすすめポイント

こどもの便秘外来の実施

脳腸相関といって脳と腸は密接につながっており、心と体は一体ということです。ストレスにより便秘や下痢になることはよくありますし、便秘や下痢でうつ傾向や不安感情が増強することも多々あります。
・便秘になり易い時期:離乳食を始める頃。トイレットトレーニングの2~4歳の頃。
学校でのトイレ問題など。

予防接種スケジューラーアプリの活用

HPにあるリンク先の「KNOW VPD!」は、「ワクチンで防げる病気(VPD)」を知ってもらうためのサイトです。ここには生後2ヶ月から接種してほしい多くのワクチンが挙げられ、それらの予防接種スケジュールが組まれています。そしてワクチンを忘れずに接種するためのスケジューラーアプリのダウンロードができます。
主な機能:
・月別ワクチン表示 ・ワクチンや病気の解説 ・ワクチン管理 ・データお預かりサービス ・アラートメッセージ ・予定日通知

予防接種と乳児健診について

・予防接種:ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合、BCG、MR(麻疹風疹混合)、水痘、日本脳炎、二種混合、B型肝炎、ロタウイルス、おたふくかぜなどの予防接種が行えます。予診票のダウンロードが行えます。
・乳児健診:4ヶ月健診、10ヶ月健診、自費健診(1ヶ月健診など)
※配布された本人用の問診票や所定の健診用紙と、母子手帳を必ず持参してください。

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いかがでしたか?今回は新潟県内、新潟市、上越市、加茂市、そして長岡市で、おすすめの小児科クリニックをご紹介しました。近いに越したことはないですが、是非安心して任せられる小児科クリニックを見つけてください。