名古屋のおすすめ小児科クリニック

子供の急な発熱!苦し気な顔を見ると、どうしても不安な気持ちとなるのが親心。少しでも早く治るように、少しでも子供のストレスが軽減できるように、安心して任せられる小児科クリニックを選びたいものです。家の近くがもちろん良いのですが、それでも少し遠くても診て欲しい先生がいるかも知れません。そこで今回は、親子ともに安心して任せられる小児科クリニックをおすすめ順にご紹介します。乳幼児健診はもちろん、予防接種や各種アレルギー診療、さらにはキッズスペースや授乳室の有無など、事前に確認しておきたいポイントをまとめていますので、是非参考にしてみてください!※各掲載医院の情報は2021年7月時点のものです。

ファミリーランドクリニック南大高|名古屋市緑区

基本情報

JR東海道本線「南大高」駅より西へ、徒歩8分、百五銀行大高支店の南東向かい。名古屋市緑区の「ファミリーランドクリニック南大高」は内科と小児科に対応し、小児科では特に新生児、小児アレルギーを中心に診察が行えます。アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、喘息など、子どもに密接に関係する疾患に対し、分かり易い情報提供を行ってくれます。

おすすめポイント

スプレーでイボの治療

イボの治療にはスプレーによる液体窒素療法を行っています。スプレーの圧力で噴霧するので、強力かつピンポイントで治療ができ、綿棒による治療に比べて痛みが少なくて済みます。症状により治療の期間に個人差はありますが、多くは5回目を過ぎると効果を実感できます。

食物アレルギーのタイプ

・即時型:原因となる食べ物を摂取後2時間以内(多くは食べた直後30分間)に起こり、赤ちゃんから大人まで幅広い年代に現れます。
・乳児アトピー性皮膚炎:生後3ヶ月頃までに顔面から始まるアトピー性皮膚炎の症状が現れます。約30%の乳児では離乳食開始後に即時型に移行していきますが、多くは自然に治ります。
・食物依存性運動誘発アナフィラキシー:主に学童期以降に見られ、特定の食物を食べてから数時間以内に運動すると症状が現れますが、比較的稀な疾患です。
・口腔アレルギー症候群:生の果物や野菜を食べた後にアレルギー反応が起こります。小児から成人まで幅広い年代に現れます。
・新生児・乳児消化管アレルギー:主に粉ミルクの牛乳に含まれるたんぱく質によって起こります。

アトピー性皮膚炎にも対応

アトピー性皮膚炎は良くなったり悪くなったりを繰り返す、痒みのある湿疹を主な病変とする皮膚の病気です。多くの患者さんはアトピー素因を持っており、乳幼児から成人まであらゆる年齢層に発症します。治療には、スキンケアを基本にステロイド外用薬が使用されます。

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こじま内科小児科クリニック|名古屋市瑞穂区

基本情報

市営地下鉄桜通線「桜山」駅より西へ、昭和税務署北交差点の東。名古屋市瑞穂区の「こじま内科小児科クリニック」は、子どもから高齢者まで、内科、小児科、その他幅広く診療してくれます。特に、風邪や気管支炎、肺炎などの呼吸器感染症、喘息、アレルギー性鼻炎、睡眠時無呼吸症候群の診断と治療には専門性を持って対応ができます。

おすすめポイント

呼気中一酸化窒素濃度の測定で喘息診断

呼気(はいた息)に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測ることで、気道の炎症状態を評価します。呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)の上昇は、気道に好酸球性の炎症があることを示します。これにより喘息の治療が必要かの判断や、薬の投与量の増減にも役立ちます。

睡眠時無呼吸症候群の検査

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることができない病気です。潜在患者は人口の1~2%といわれ、放置しておくと高血圧になって、狭心症や心筋梗塞、脳卒中になり易いとされています。また、日中の眠気などから仕事に支障をきたしたり、居眠り運転による事故を引き起こす危険性があります。疑いのある方は、自宅で簡単に検査できる「終夜睡眠ポリグラフィー検査(簡易検査装置)」で試すことができます。

花粉症には舌下免疫療法

これまで花粉症の治療は抗アレルギー剤の内服や点鼻、点眼など、ほとんどが対症療法でした。舌下免疫療法は、アレルギーの原因物質であるアレルゲンを含む薬を舌の下に少量投与することで、徐々にアレルギーが起きないよう体質を改善していく治療法です。

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Kこどもクリニック|名古屋市南区

基本情報

市営地下鉄桜通線「桜本町」駅1番出口から北へ徒歩5分。名古屋市南区の「Kこどもクリニック」は、心の通い合う医療を目指し、地域に信頼される「かかりつけ医」として、子どもさんの他にお母さんのケアにも力を入れています。科目の垣根を取り払い、クリニックというより、「子育て支援所」として満足が得られる医療サービスの提供を心がけてくれます。

おすすめポイント

育児相談、発達外来での対応

大学や総合病院で15年間、小児神経科でキャリアを積んだ経験を活かし、発達障害やADHDなどの心のケアに力を入れてくれます。言葉の遅れ、集団生活になじめない、心と身体のバランスの崩れ、幼稚園や学校へ行けない子どもに対して、心理テストや心理療法などに、ゆっくり時間をかけて対応してくれます。

心療内科での治療

子育てに不安を抱えるお母さんのカウンセリングが行えます。ストレスの多い社会に生きることへの困難さを抱えた大人の方にも対応できます。毎週土曜日の12時台が専用時間帯となっています、直接電話で予約を取ってください。

漢方外来にも対応

日本の漢方治療の第一人者の医師による診療が受けられます。漢方治療は、“未病”(大きな病気になる前の体が不調な時)や、西洋医学で難しいしつこい症状を和らげる目的などに効果的です。
対応できる症状:夜泣き、パニック、よく熱を出す、便秘又はお腹がゆるい、落ち着きがない、活気がないなど。

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ファミリーメンタルクリニック|名古屋市天白区

基本情報

市営地下鉄鶴舞線「原」駅2番出口より徒歩2分。コーネルビル1F。名古屋市天白区の「ファミリーメンタルクリニック」は2010年に開院し、子どもからお年寄りまで幅広い年齢の方々が、発達(自閉症やADHD他)・不登校・うつ病・心身症など、心療内科・精神科をトータルに、安心して受診できるクリニックを目指しています。

おすすめポイント

発達障害とは

言葉や対人関係の発達が生まれつきゆっくりだったり、アンバランスだったりして、生活に支障をきたす状態です。発達障害の主なものに、「自閉症」「アスペルガー症候群」「注意欠陥多動性障害(ADHD)」が挙げられます。

自閉症・アスペルガー症候群

・自閉症:1-言葉や表情などでのコミュニケーションが不得意。2-対人関係が不得意。3-こだわりがある。という3つの特徴があります。最近は全人口の約2%に認められ、知能も平均範囲の方も多いことが分かってきました。
・このような言葉の遅れの少ない自閉症のタイプを「高機能自閉症」又は「アスペルガー症候群」と呼びます。

注意欠陥多動性障害(ADHD)

1-注意集中が長く続かない。2-よく動く。3-衝動的。という3つの特徴がある発達障害ですが、周囲の環境が整えば、元気な子どもとして生活している方もたくさんいます。現在では、注意欠陥多動性障害(ADHD)に有効な薬物(コンサータ、ストラテラ)もあります。

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なごやかこどもクリニック|名古屋市北区

基本情報

市営地下鉄名城線「平安通」駅4番出口から北へ徒歩1分、カトレヤビル1F。名古屋市北区の「なごやかこどもクリニック」は、「子どもは未来からの贈り物」と考え、子どもの健康と権利を守り健やかな成長を図るために、最大限の努力を傾けてくれます。医療技術や知識の向上を常の目指し、ご両親と共に悩み、考え、行動し、地域の子育てに貢献しています。

おすすめポイント

低身長(成長ホルモン)外来で対応

子どもの成長発達にはホルモン(内分泌)が深く関わっています。内分泌の専門家が、低身長の子どもの診断・治療を行います。脳下垂体から出るホルモンの量が、体の成長に大きな役割を果たすので、何らかの病気でホルモン量が異常であれば、身長が伸びなかったり、女子の体つきが丸みを帯びて来ないなどの状態になることがあります。治療にあたっては、注射の場合もあるので無痛とはいえませんが、以前と比べれば楽になってきています。

思春期外来にも対応

思春期の女子の体の悩みや月経異常について診療が行えます。ターナー症候群の方には女性ホルモン補充療法が行えます。また、超音波を使ったエコーで内部の様子を検査することもできます。
※ターナー症候群:正常女性の性染色体がXXの2本であるのに対し、X染色体遺伝子が1本しかないために発生する一連の症候群のことで、低身長や第二次性徴の遅れを契機に染色体検査によって確定診断されます。

体質性低身長について

身長が低い子どもでホルモン(成長ホルモン、甲状腺ホルモン)や染色体などに異常がない場合、病気ではなく遺伝や体質による「体質性低身長」又は「特発性低身長症」と診断され、日本では成長ホルモンなどの薬物治療が認められていません。ただ、その時の骨年齢にもよりますが、栄養・睡眠・運動を満たした上で、以下の条件の場合は、治療法が可能です。
・男子:思春期開始の11歳で身長135㎝以下の場合-「蛋白同化ホルモン」の服用(自費診療)により成人身長で3~5㎝程度の改善が期待されます。
・女子:思春期開始の10歳で身長128㎝以下の場合-性腺抑制療法(リューブロリン:保険診療)により成人身長を改善できます。

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いかがでしたか?今回は名古屋市内、緑区、瑞穂区、南区、天白区、そして北区で、おすすめの小児科クリニックをご紹介しました。近いに越したことはないですが、是非安心して任せられる小児科クリニックを見つけてください。