白内障とは、ある程度の年齢になると水晶体が白く濁ってくる病気で、白内障手術は年間約120万件も行われています。ですので、誰もが経験する病気と言えるものですが、だからと言ってどこの眼科医院でも良いという訳にはいきません!どうしても大切な目の事。各医院の実績はもちろん、設備のこと、費用のこと、手術後のこと、しっかりと自身が納得した上で手術をお願いしたいものです。そこで今回は、長崎県内で白内障手術の症例実績が多く、その他の点でも安心して受診できる眼科医院をおすすめ順にご紹介します。是非、白内障手術を検討する際の参考にしてみてください。※各掲載医院の情報は2021年1月時点のものです。
長崎県で白内障手術が得意な眼科医院
長津眼科医院|長崎県大村市
基本情報
34号線長崎街道沿い、郡中学校の東。大村市沖田町の「長津眼科医院」は平成9年に開院し、白内障手術などを中心に最新の医療技術を加えながら地域診療を進めています。一般眼科以外に白内障手術はもちろん、眼瞼下垂、糖尿病網膜症、飛蚊症など、眼科全般に幅広く対応ができます。
おすすめポイント
医師2名体制
診察から手術まで幅広く目の病気に対応できるよう、常勤医2名の体制で迅速な診療を行っています。
手術は毎日対応
外来と手術を分担して対応し、平日の午後はいつでも手術対応が可能になっています。前院長が平日午後の外来を担当し、年間1,000例以上の白内障や眼瞼手術を行ってきた現院長が全ての手術を執刀しています。
多焦点眼内レンズにも対応
単焦点眼内レンズは、遠・近どちらかの1点のみに焦点が合うようになっていますが、現在では、多くの種類の多焦点眼内レンズも開発されています。遠近両用の2焦点眼内レンズや、中間距離も加わった3焦点眼内レンズもあり、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療計画が立てられます。
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きのした眼科|長崎県西彼杵郡
基本情報
長崎本線長与経由「道ノ尾」駅から北西へ徒歩1分。西彼杵郡長与町の「きのした眼科」は令和2年に開院し、大学病院や県内総合病院での白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、眼腫瘍などの診療、手術の経験を活かし、質の高い医療を地域の皆さんに提供できます。
おすすめポイント
硝子体手術の勧め
眼球の中の硝子体という透明なゼリー状の組織が、網膜を牽引したり、炎症を持続させたり、混濁や網膜の血管から出血を起こして、網膜への光が届くのを邪魔することで、視力が低下します。網膜硝子体手術は、この硝子体を切除して網膜の機能を回復させます。切除して数ヶ月から数年以内に白内障の併発が知られているので、若年層を除いて硝子体手術の際には白内障手術の併用が勧められます。
最新システムによる硝子体手術
大学病院などの一部でしか導入されていない27G(ゲージ)システムによる日帰り硝子体手術を行っています。G(ゲージ)とは器具を挿入する傷の大きさのことで、現在主流は25Gシステムですが、それより更に小さい27Gシステムを採用することで、約0.4㎜という目に見えない程のわずかな傷から手術が行われるので、視機能の回復が早まっています。
硝子体手術の流れ
手術前の点眼麻酔後、「テノン嚢下麻酔」という局所麻酔が行われ、手術中の会話も可能になっています。硝子体の切除は無痛ですが、眼球を圧迫する場合には痛みを感じることがあります。白内障手術と硝子体手術を併せて行うと約30分~2時間と、症状により時間に幅があります。
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中村眼科|長崎県長崎市
基本情報
JR長崎本線「道の尾」駅より西へ、長崎バス「大神宮前」バス停の目の前、大久保ビル2F。長崎市滑石の「中村眼科」は平成5年開院し、「自立・協力・進化・感謝・共感・環境保全」の6つを行動指針として、地域の皆さんのみならず、県内外から来院される方々に、白内障手術をはじめとして、質の高い医療を提供しています。
おすすめポイント
世界最高レベルの極小切開
2007年より極小切開といわれる世界最小レベルの2.4㎜以下の手術創と、オジル超音波装置の併用によって、難症例の白内障でも安全性を確保しながら手術が行えます。
3種類の眼内レンズ
・単焦点眼内レンズ:最も多く使用される一般的な眼内レンズです。術後の見え方の特徴を十分に説明した上で、個々のライフスタイルに合わせて、どの距離に焦点を合わせるかを相談してレンズの度数が決定されます。
・乱視矯正用眼内レンズ:乱視の軸マークがレンズに刻まれており、術前検査で計算された乱視の軸にマークを合わせることで、術後の乱視を軽減できます。
・多焦点眼内レンズ:光学部に階段状の段差をつけることで、遠用と近用に入ってくる光を分配し、2ケ所に焦点を形成させて像を結びます。
白内障手術の合併症への対処
他の手術と比べると合併症の起る頻度はかなり低く、安全性はとても高い手術ですが、ごくわずかな可能性で起こる合併症に対しても、速やかに説明・対処し、見え方に支障がでない万全の対応がとられています。
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とくだ眼科|長崎県北松浦郡
基本情報
松浦鉄道「神田」駅より北へ徒歩約12分。西肥バス「佐々松瀬」バス停より204号線北東へ徒歩約5分。北松浦郡佐々町の「とくだ眼科」は平成14年開院し、眼科一般では白内障、緑内障、糖尿病網膜症、結膜炎、ドライアイなどに対応し、その他眼鏡・コンタクトレンズ処方やレーザー治療、色覚検査、視知覚発達検査など、眼科全般に幅広く対応できます。
おすすめポイント
白内障の予防
白内障の原因は多くの場合、加齢による酸化ストレスの発生にあります。これは病気と呼ばず老化現象ともいえるぐらいですから、一般的にはアンチエイジング、抗加齢、抗酸化の考え方が白内障の予防に繋がります。睡眠不足や喫煙、紫外線、脱水状態などが、酸化ストレスの蓄積要因となります。日常的なアンチエイジング活動(適度な運動やバランスの取れた食事など)が、白内障の予防や発生時期を遅らせることに繋がります。
バリアフリー対応
床全面がフラット設計ですから、玄関に備え付けた車椅子のままで診療が受けられます。トイレももちろん、車椅子のままで利用できます。
土曜診療
月・火・水・金・土曜日は、9:00~12:00 14:00~18:00まで、診療にあたってくれます。木曜日は、9:00~12:00の午前診療のみです。休診日:日曜・祝日、木曜午後
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こみね眼科|長崎県島原市
基本情報
国道251号線沿い、島原復興アリーナより西へ車で2分、「アリーナ入口」バス停前。島原市中安徳町の「こみね眼科」は平成24年に開院し、皆さんが安心して医療を受けられるよう、「笑顔で丁寧な応対」を心掛けています。電子カルテを導入して、待ち時間の短縮などにも努めています。眼科一般診療に加え、白内障の日帰り手術などにも対応できます。
おすすめポイント
「プレチョップ法」による白内障手術
白内障手術では、濁った水晶体のかたまりを「超音波乳化吸引装置」を用いて、吸引・除去し、代わりに眼内レンズを挿入する手術です。「プレチョップ法」は、白内障手術の工程の一部で、「プレチョッパー」という器具を用いて、予め水晶体のかたまりを4~8分割してから、吸引・除去の工程に入ります。これによって、より安全な手術を行うことができます。
後発白内障にも対応
白内障では眼内レンズを水晶体嚢と呼ぶ部位に挿入するのが標準的な治療となっています。後発白内障は、眼内レンズを移植するために残した水晶体を包む透明なカプセルと眼内レンズの間に、水晶体の細胞が増殖して濁りを作る病態です。白内障手術後5年で、およそ20%の患者さんに発症すると報告され、これを完全に予防するのは困難とされています。ただし、5分程度の簡単なレーザー手術で治療が可能となっています。
翼状片と白内障手術の関係
翼状片は、通常、鼻側の眼球結膜から角膜頂点に向かって、血管を伴った三角形の増殖組織が伸びてくるもので、太い血管を伴うせいで常に目が充血しているように見えます。進行すると眼球に歪みが生じ、乱視となります。白内障と翼状片を合併している場合は、眼内レンズの度数決定に影響がでるので、先ず翼状片の切除を行い、眼球の歪みを回復してから白内障手術を行います。
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いかがでしたか?今回は長崎県、大村市、長崎市、島原市、西彼杵郡、そして北松浦郡のおすすめ眼科医院をご紹介しました。是非安心して任せられる医院を見つけてくださいね!