子供の急な発熱!苦し気な顔を見ると、どうしても不安な気持ちとなるのが親心。少しでも早く治るように、少しでも子供のストレスが軽減できるように、安心して任せられる小児科クリニックを選びたいものです。家の近くがもちろん良いのですが、それでも少し遠くても診て欲しい先生がいるかも知れません。そこで今回は、親子ともに安心して任せられる小児科クリニックをおすすめ順にご紹介します。乳幼児健診はもちろん、予防接種や各種アレルギー診療、さらにはキッズスペースや授乳室の有無など、事前に確認しておきたいポイントをまとめていますので、是非参考にしてみてください!※各掲載医院の情報は2021年7月時点のものです。
目次
原こどもクリニック|松本市
基本情報
JR中央本線「松本」駅より南東へ、297号線兎川寺鎌田線、筑摩西交差点より東。松本市の「原こどもクリニック」は平成15年に開院し、子どもの総合医として新生児から高校生までの診療を専門に行っています。乳幼児の急な症状変化に対しては、血液検査や尿検査、ウイルス迅速検査、レントゲン撮影、エコー検査、心電図検査を行って、的確な治療方針を決定します。
おすすめポイント
予防接種に対応
定期予防接種は松本市からの委託を受けて実施されます。予防接種の受け方が分からない、接種間隔が長く空いているなどの相談や、任意の予防接種や成人の接種にも話し合ってもらえます。電話予約の際には、生年月日、希望ワクチン・接種日時、予防接種歴などが聞かれます。接種の際には、母子手帳、保険証、福祉医療費受給者証、診察券、接種券などを持参してください。
乳幼児健診にも対応
赤ちゃんや子どもさんの発育や発達状況を診察できます。また、育児で気になっていることなども、気軽に相談に乗ってもらえます。健診の際には、母子手帳、保険証、福祉医療費受給者証、診察券、松本市の乳児一般健康診査受診票を持参してください。
感染症対策実施医療機関に認定
日本医師会より、「新型コロナウイルス感染症等感染防止対策実施医療機関みんなで安心マーク」が発行されています。このマークは、患者さんが安心して医療機関を来院できるように、感染防止対策を徹底している医療機関に対して発行されるものです。
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桜の丘こどもクリニック|上田市
基本情報
上田電鐵別所線「神畑」駅より西へ徒歩12分、177号線別所街道、下小島交差点より北東へ200m。上田市の「桜の丘こどもクリニック」は、小児科医が子どもと家族の気持ちに寄り添った優しい医療を心掛け、地域の皆さんのサポートに努めてくれます。一般外来と予防接種・乳幼児健診に対応してくれます。
おすすめポイント
小児科医による丁寧な診療
小児科医は子どもの総合診療医といわれています。病気になってもその症状をうまく伝えられない子どもの身体や心の声に耳を傾け、優しくて丁寧な診療を心掛けてくれます。子どもの親御さんに対しては、その気持ちに寄り添いながら、分かり易い説明を行ってくれます。一般的な小児疾患診療以外に、乳幼児健診や予防接種にも力を入れています。
エリア分けされた感染予防
・レッドエリア:感染力が強いと思われる病気の方を診る。
・グリーンエリア:風邪などの感染力がそれほど強くないと考えられる急性期疾患の方を診る。
・ブルーエリア:予防接種や乳幼児健診など非感染症の方を診る。
以上のエリアに至る動線も独立し、空間的な隔離を徹底して感染予防を図っています。尚、各エリアを行き来し、交錯するスタッフエリアでは、各ゾーンに分けてスタッフの意識付けをしっかりと行っています。
予約システムの活用
一般診療ではインターネットによる予約システム(順番性)を導入し、初めての方もHPからのインターネット予約が可能です。尚、電話での予約も可能ですが、インターネット予約が優先されることを承知しておいてください。予約サイトからの予約により、順番が近づくと、登録されたLINE/メールで、「順番が近づいた」との連絡が入ります。これにより待合室での待ち時間がかなり短くなります。一方、予防接種・乳幼児健診には専用の時間帯が設けられているので、細かく設定された時間予約となっています。
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やぶはら小児科医院|上伊那郡蓑輪町
基本情報
JR飯田線「北殿」駅より北へ、153号線田中城交差点を東へ、綿半スーパーセンターの向かい。上伊那郡蓑輪町の「やぶはら小児科医院」は、小児科医や子どもたちの医療資源が少ない上伊那地域で、未来を担う子どもたちを支えるのが役割と考えています。発熱や嘔吐など子どもによく見られる症状以外にも、感染症やアレルギーなどに専門的な対応が行えます。
おすすめポイント
食物経口負荷試験について
アトピー検査の一つで、食物が原因であるかどうかを調べる、最も信頼性の高い検査です。ただ、検査を受ける人がアナフィラキシーを起こす危険があるので、注意が必要になります。試験ではアレルギーの原因と思われる食物を食べて、アレルギー症状が出るかを見る検査ですから、危険性があります。例えば、卵、牛乳、小麦、大豆による食物アレルギーを調べる場合は、原因食材(アレルゲン)を12~18ヶ月間除去した後に行われます。
神経発達症について
「神経発達症」は、情動・学習能力・自己コントロール・記憶といった様々な知的活動に影響を及ぼす脳機能障害です。これまで、自閉症スペクトラム障害・学習障害・ADHDを始めとするいくつかの障害の総称を「発達障害」と呼びましたが、「神経発達症」は、「発達障害」よりも広い範囲を示す言葉といえます。「神経発達症」に根本的治療法はありませんが、環境調整や療育とトレーニング、薬物療法によって症状を軽くすることは可能といわれます。
小児心身症について
心理的、精神的な原因で身体的な訴え、または症状がみられることを総称して小児心身症といいます。
・乳児期:食欲不振、ミルク嫌い、嘔吐、憤怒けいれん(泣き入りひきつけ)など。
・幼児期:腹痛、頻尿、夜尿、嘔吐、夜驚など。
・学童期:チック症、ヒステリー、神経性食欲不振など。
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たむらこどもクリニック|須坂市
基本情報
長野電鉄長野線「日野」駅より南東へ徒歩約10分、長者西公園の東。須坂市の「たむらこどもクリニック」は平成20年に開院し、子どもの健やかな成長を見守り応援ができるよう、小児科全般に渡って対応できます。地域の子どもの「かかりつけ医」として親しまれ、相談を受けています。
おすすめポイント
小児科での対応
発熱、咳などの風邪の症状から、夜尿症や肥満、小児の生活習慣病まで、乳幼児から中学生くらいまで、子どもの病気に幅広く対応できます。水ぼうそうやおたふくかぜ、インフルエンザなどの各種予防接種、市町村の乳児健診も行っています。
アレルギー科でも対応
・乳児湿疹やアトピー性皮膚炎:スキンケアと塗り薬の外用療法を重視。
・食物アレルギー:正しい診断のもと、必要最小限の除去食指導。
・アレルギー性鼻炎、花粉症:「舌下免疫療法」を導入。小学生から対応。
・喘息:子供用の個別ファイルを作り、調子に合わせて薬を増減し、悪ければ治療内容の見直しを行います。年長の子どもには定期的な呼吸機能検査(スパイロメトリー)の実施。
「アイチケット」で診療予約
アイチケット(株)が運営する「クリニックと患者さんをつなぐ」webサイトの「アイチケット広場」を介して、全国で利用できる診療予約ができます。
・順番予約:受付を行った順番通りに診察されます。
・時間帯予約:一定の時間で区切った時間帯ごとに予約受付が行われ、その中で来院順に診察されます。
・待ち状況の確認が行えます。
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ももせクリニック|安曇野市
基本情報
JR大糸線「一日市場」駅より南西へ、315号線波田北大妻豊科線沿い、安曇野市の「ももせクリニック」では西洋医学に東洋医学を併用し、過剰な検査や過剰投薬を廃した、オーダーメイドの医療を提供しています。地域の皆さんの癒しと場として、内科、小児科、リハビリテーション科、血液内科、東洋医学に対応して、本来備わっている自然治癒力を活性化させる手助けをしてくれます。
おすすめポイント
かかりつけ医・家庭医としての役目
・風邪やインフルエンザ、下痢などの内科全般から、高血圧・糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・高尿酸血症などの生活習慣病の診療。
・膝、腰、肩痛などの関節炎の温熱療法やリハビリ。
・認知症の経過観察・投薬、進行時の専門医との連携など。
血液専門医としての対応
・貧血:鉄欠乏症貧血、再生不良性貧血、悪性貧血など
・多血症・血小板血症などの骨髄増殖性疾患
・末梢血の迅速な鏡検目視を院内で実施
・放射線、化学療法による副作用で起こる、しびれや口内乾燥、ドライアイ、食欲不振などに対して、補完療法としての漢方薬処方など
東洋医学も併用
現代西洋医学で治り難いとの訴えや症状に対しては、基本的に西洋薬を続行しながら、補完薬として漢方薬を処方することがあります。冷えや疲労感、慢性疾患(呼吸器疾患、消化器疾患、腎疾患、アレルギー疾患など)で困っている方は、一度試してみてください。
・気功指導:希望者には、気功認定講師による内気功(自力による姿勢・動作・呼吸を使った運動療法)の指導が行えます。
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いかがでしたか?今回は長野県内、松本市、上田市、須坂市、安曇野市、そして上伊那郡で、おすすめの小児科クリニックをご紹介しました。近いに越したことはないですが、是非安心して任せられる小児科クリニックを見つけてください。