白内障とは、ある程度の年齢になると水晶体が白く濁ってくる病気で、白内障手術は年間約120万件も行われています。ですので、誰もが経験する病気と言えるものですが、だからと言ってどこの眼科医院でも良いという訳にはいきません!どうしても大切な目の事。各医院の実績はもちろん、設備のこと、費用のこと、手術後のこと、しっかりと自身が納得した上で手術をお願いしたいものです。そこで今回は、高知県で白内障手術の症例実績が多く、その他の点でも安心して受診できる眼科医院をおすすめ順にご紹介します。是非、白内障手術を検討する際の参考にしてみてください。※各掲載医院の情報は2021年1月時点のものです。
高知県で白内障手術が得意な眼科医院
目次
町田病院|高知県高知市
基本情報
土佐電鉄「旭町1丁目」駅前北側すぐ。高知市旭町の「町田病院」は地域の皆さんの「見えることの幸せ」に寄り添って、明治21年開業以来125年以上にわたって眼科診療を続けてきた、高知で最も古い歴史を持つ眼科医院です。白内障や緑内障、網膜硝子体に対しても手術治療が行える眼の病気の専門病院です。
おすすめポイント
白内障手術の合併症
近年、手術は洗練され非常に安全なものになっていますが、手術である以上、合併症はあり得ます。主な合併症には以下のようなものがあります。
・駆逐性出血:非常に稀ですが、術中に突然眼内に大出血を起こすことがあり、最善の処置を行っても視力がかなり低下する可能性があります。
・後嚢破損:水晶体の袋である後嚢が術中に破れたり、水晶体の支え(チン小帯)が弱い場合は、眼内レンズを縫いつける手術が必要になります。
・術後眼内炎:傷口から細菌が眼に入り、細菌感染を起こします。頻度は非常に稀ですが、視力が低下する可能性があります。
後発白内障について
術後、数ヶ月~数年後に後嚢(水晶体の袋)が濁って、視力が低下してくることがあります。この場合は、レーザーを用いて濁った部分を飛ばす治療で、視力の回復が得られます。
選定療養で対応
「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を行える医療機関」として、四国厚生支局へ選定療養として届出が行われています。これにより、自身が選択した追加的な医療サービスの多焦点眼内レンズの代金は自己負担ですが、治療代や薬剤分は保険が適応されます。
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ごめん林眼科|高知県南国市
基本情報
ごめん・なはり線「後免町」駅北側すぐ。高知県南国市下野田の「ごめん林眼科」は平成17年に開院し、「地方の方から評価・信頼される満足度No.1の眼科専門医院」になれるよう、白内障手術を中心に毎年500件以上の手術を行っています。尚、高度な治療やCT・MRIなどの画像診断が必要な場合は、JA高知病院などと緊密な連携をとって適切な治療が行えます。
おすすめポイント
白内障手術のタイミング
手術が怖いので、できるだけ辛抱してそのまま放置していた場合、かなり進行して物が見えない状態からの白内障手術では、数分で砕ける水晶体が硬くなりすぎて時間がかかります。その上、超音波の熱により角膜がダメージを負ったり、水晶体の袋が破れる可能性も高くなります。その結果、感染症や網膜剝離などの合併症の危険も高まります。主治医とよく相談することが大事ですね。
白内障手術での麻酔にこだわり有り
最近は点眼麻酔だけで手術を行う術者も珍しくありませんが、当院では基本的に点眼麻酔に加えて、結膜を小さく切開してテノン嚢下麻酔を行っています。術後数日は表面に出血を生じますが、点眼麻酔より術中の痛みを抑え、まぶしさや眼球の不意の動きを抑える効果もあることから、採用しています。
手術実績(H30.5月末時点)
総手術:8306件
白内障手術:6713件
毎年500件以上の手術を行って、実績を挙げています。
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さかもと眼科|高知県高知市
基本情報
JR土讃線「高知」駅より西へ徒歩10分、愛宕商店街手前、新松田会愛宕病院東隣。高知市愛宕町の「さかもと眼科」は、いつまでも健康に見える目を守るお手伝いをしてくれます。最新鋭の眼科検査機器を備えて、全ての眼科疾患・症状を診察できます。白内障からドライアイまで幅広く対応しています。
おすすめポイント
白内障治療について
現在、白内障になってしまった場合の治療法は、薬か手術のみですが、薬は予防と進行抑制を行うもので、進行した白内障には手術しか方法がありません。手術は濁った水晶体を除去し、代わりに人工の水晶体(眼内レンズ)を挿入し、これによって視力を取り戻し、物が見えるようになります。国内で年間140万症例もある外科的手術の中でも最もポピュラーな部類に入ります。一般の町の眼科でも広く行われ、入院を必要としない日帰り白内障手術が普及しています。麻酔は多くの場合、眼のみの局所麻酔で、手術時間も10~20分程度で終了します。
土曜診療
平日の月~金曜日までは、9:00~12:30 14:30~18:30まで、診療にあたります。
土曜日は、9:00~14:00までの診療となっています。
休診日:土曜午後、日曜日、祝日
提携医療機関
更に高度な医療が必要な場合は、適切に診断の上、緊密に連携を取りながら以下の提携医療機関を紹介できます。
提携医療機関:高知医療センター、近森病院、岡村病院
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田内眼科|高知県高知市
基本情報
とさでん交通「テレビ高知前」から東へ徒歩1分。高知市北本町の「田内眼科」は平成6年開院以来、「来てよかった、また何かあったら来よう」と思われる眼科診療所を目指しています。白内障手術などを日帰りで安心して受けてもらえる、地域の「かかりつけの医院」として、みなさんの眼の健康を守っています。
おすすめポイント
多焦点眼内レンズで水晶体再建術
多焦点眼内レンズは令和2年4月より「先進医療」から「選定療養」に変更されました。選定療養は患者さん自身が選択して受けられる追加的な医療サービスで、多焦点眼内レンズにかかる費用分は自己負担ですが、白内障手術の費用は医療保険が適用されます。
緑内障の治療
緑内障は身体障害者認定原因疾患の第一位ですが、早期発見・早期治療を開始することで、失明を避けられる可能性は十分あります。治療では先ず薬を使いますが、薬だけでは眼圧がわずかしか下がらないので、レーザーや手術を適切な時期に施行する必要があります。
土曜診療
月・水・木・金曜日は、9:00~12:30 14:00~17:30まで、診療にあたります。尚、木曜日は17:00までとなっています。
土曜日は8:30~17:00まで、火曜日は午前の9:00~11:30のみの診療と、なっています。
休診日:火曜午後、日曜日、祝日
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高須ヒカリ眼科|高知県高知市
基本情報
とさでん交通路面電車、「高須」電停前。高知市高須新町の「高須ヒカリ眼科」は平成5年開院し、高知市東部地区のホームドクターとして、患者さんが納得できる分かり易い丁寧な診察を心掛けています。日帰り白内障手術や涙道内視鏡を使った涙道再建術にも力を入れています。
おすすめポイント
日帰り白内障手術
透明であるべき水晶体が濁って不透明になるのが白内障です。窓の透明ガラスがすりガラスのようになり視力が低下しますが、眼鏡をかけても見えるようにはなりません。軽度なら点眼治療を行いますが、進行を止めるのは無理なので、日常生活に困るようになれば手術となります。濁った水晶体の代わりに、折り畳んだ眼内レンズを挿入する手術は、傷口が2~3㎜と小さいので術後の安全性が向上し、最近は日帰り手術が主流になっています。
涙目・流涙の治療
涙管チューブ挿入術は、涙道内視鏡及び鼻内視鏡を使用しての治療で、平成17年に高知県で最初に当院が導入しました。涙道閉塞が発症して3年以内なら、治癒する確率が高いといわれ、低侵襲の日帰り手術で行われます。
土曜診療
月・火・木・金曜日は、9:00~12:30 14:00~17:30まで、診療にあたります。
但し、金曜日の第一・第三は午後休診、第二・第四は午後17:30まで診察があります。
土曜日は、午後16:00まで終日診察してくれます。水曜日は、9:00~12:00までで、午後は手術となっています。
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いかがでしたか?今回は高知市と南国市のおすすめ眼科医院をご紹介しました。是非安心して任せられる医院を見つけてくださいね!