白内障とは、ある程度の年齢になると水晶体が白く濁ってくる病気で、白内障手術は年間約120万件も行われています。ですので、誰もが経験する病気と言えるものですが、だからと言ってどこの眼科医院でも良いという訳にはいきません!どうしても大切な目の事。各医院の実績はもちろん、設備のこと、費用のこと、手術後のこと、しっかりと自身が納得した上で手術をお願いしたいものです。そこで今回は、岩手県内で白内障手術の症例実績が多く、その他の点でも安心して受診できる眼科医院をおすすめ順にご紹介します。是非、白内障手術を検討する際の参考にしてみてください。※各掲載医院の情報は2021年1月時点のものです。
岩手県で白内障手術が得意な眼科医院
たかはし眼科|岩手県盛岡市
基本情報
JR東北新幹線「盛岡」駅より南西、県立美術館の西、盛岡加賀線アイスアリーナ前交差点の北。盛岡市本宮字小板小瀬の「たかはし眼科」は平成22年開院し、盛岡市以外からも10年で25,000人にものぼる多くの患者さんが来院しています。角膜疾患や白内障手術、眼底疾患を専門とする2人の医師で、幅広い眼科疾患に対応できるようになっています。
おすすめポイント
白内障への案内
カメラでレンズの役割を果たす水晶体が濁り、見え方に影響がでてしまった状態が白内障です。白内障の原因の多くは「加齢」にあり、水晶体を構成するタンパク質に異常が生じるので、高齢になるほど誰にでも発症するリスクが高まります。
日帰り白内障手術への案内
手術器具や手法、技術力の高度な発達により、他に重い全身疾患がないなどの条件が満たされれば、日帰り白内障手術が受けられ、今では日本国中で年間130万件以上もの手術が行われています。手術は点眼麻酔で行われ、所要時間も10~15分程度で終了します。
白内障手術の費用
患者さんの年齢・所得により金額が異なります(高度療養費制度利用)
・70歳以上の方:1・2割負担の方-18,000円(非課税世帯の方は事前手続き後、8,000円)
3割負担の方-約80,000~約90,000円(収入により変動)
・70歳未満の方:3割負担の方-片眼手術で約45,000円 両眼手術で約90,000円
・多焦点眼内レンズ(選定療養):片眼手術で200,000円~240,000円
両眼手術で400,000円~480,000円
※眼内レンズ代は自費診療となり、その他の手術料・検査・診察・薬剤などは保険診療となります。
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志和眼科|岩手県盛岡市
基本情報
JR山田線「上盛岡」駅より西へ、徒歩6分(500m)、上田通り沿い。盛岡市上田の「志和眼科」は昭和41年開院以来、“目を大切に”をスローガンに地域医療に専念し、眼科医療の多様化に対応するため、最新医療機器を駆使して、白内障手術をはじめとする質の高い医療サービスを提供しています。
おすすめポイント
医師2人で診療
・木村院長の専門は白内障治療と角膜疾患で、現在は白内障手術、前眼部手術を中心に行っていますが、角膜移植、網膜疾患を含めて数千例の豊富な手術経験があります。月・水・木・金・土曜日の外来を担当し、火曜日に手術を行ってくれます。
・長谷川医師は網脈絡膜疾患、特に黄斑部病変の専門医として30数年にわたり眼底造影の研究を行い、国内外での学会発表や講師も務めています。火曜日の外来を担当してくれます。
日帰り白内障手術に対応
安全で体に負担をかけない白内障手術によって、新たな光を得て、明るい生活が開ける手伝いが行えます。原則、日帰り手術となっていますが、遠方から来院の方には相談に乗ることが可能です。
一般診療
いろんな眼の病気から目の健康診断、眼鏡やコンタクトレンズまで、眼科全般の診療や治療が行え、豊富な経験を擁する専門医がTVモニターなどを用いて、分かり易い説明を行ってくれます。
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盛岡前潟眼科|岩手県盛岡市
基本情報
盛岡ICの東、イオンモール盛岡2F。盛岡市前潟の「盛岡前潟眼科」は平成28年に開院し、盛岡地域の皆さんの目の健康を守る「ホームドクター」として、土日祝日も休まず、安全で高度な医療を提供しています。白内障治療以外にも、レーザーによる緑内障治療や、ドライアイに対する涙点プラグなどの日帰り手術が行えます。
おすすめポイント
白内障の症状
・遠くも近くもかすんだり、ぼやける
・眩しく、明るい処で見え難い
・一時的に近くが見えやすくなることがある
・二重、三重に物が見える など
各種日帰り手術が可能
白内障をはじめ、涙が流れる症状やドライアイにも日帰り手術での対応が可能です。
土日祝日も診療
火・木・金・土・日・祝日は、10:15~12:30 14:15~18:00 まで、診察しています。
但し、日曜・祝日は、~17:50 までの診療となっています。
休診日:月曜・水曜(※祝日の場合は診療します)
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加藤アイクリニック|岩手県盛岡市
基本情報
北山バイパス455号線沿い、東京靴流通センター盛岡三ツ割店向かい。盛岡市三ツ割の「加藤アイクリニック」は白内障手術以外に、オルソケラトロジーによる近視矯正やスマホ・パソコンなどで増えているドライアイ、症状に合わせた様々なコンタクトレンズなどに対応してくれます。
おすすめポイント
白内障手術の基礎知識
濁った水晶体を除去し、人工の水晶体(眼内レンズ)を移植するのが白内障手術です。網膜や視神経、角膜など、他の部分に問題がなければ、視力が回復します。近年は、超音波水晶体乳化吸引装置と折りたたみ眼内レンズによって、創口が3㎜以下の小切開手術が行われ、従来と比べて格段に回復が早くなり、局所麻酔による手術は通常15分程度で終わります。
白内障手術前の注意事項
手術室入院前に手術着に着替えて、散瞳剤などの点眼、血圧測定を行います。手術前の食事は抜くか、少量で済ませてください。ただし、降圧薬など、服用する必要のあるものは、事前に医師と相談してください。また、入室前にトイレは必ず済ませておきましょう。
白内障手術後の通院治療
術後約1ケ月までは週1回、3ヶ月までは2週間に1回、3ヶ月以降は月に1回の外来で診療を受けてもらいます。また、術後の薬として出される、感染防止や炎症を抑えるための点眼薬を指示通り点眼してください。
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一関病院|岩手県一関市
基本情報
JR東北線「一ノ関」駅より北西へ徒歩8分。岩手交通「大町通り」バス停下車、徒歩2分、一関郵便局向かい。一関市大手町の「一関病院」は大正7年に開業以来、地域医療に貢献するという精神は、100年を超えた現在も受け継げられています。安全を確保しながら最新の医療水準を維持し、白内障手術をはじめとする眼疾患の眼科医療以外にも、内科・外科・その他を含めた地域の基幹総合病院としての役目を果たしています。
おすすめポイント
各種診療
月・火・水・木・偶数週の土曜日には、岩手医科大学付属病院からの医師により、白内障や緑内障、網膜症を中心にした様々な眼科疾患に対する診療が受けられます。金曜日は手術のため休診で、午後は視能訓練士による各種検査が行われます。
白内障への対応
他の医療機関からの紹介も積極的に受け入れ、大学病院の医師による白内障手術が片眼2泊3日の入院治療で、水・金曜日に行われます。当院眼科の白内障手術件数は年々増加しており、県内医療機関でも上位の手術件数を行っています。
手術実績
白内障手術は2泊3日、翼状片手術は1泊2日で行っています。
・2019年:白内障-508件 翼状片-3件 硝子体注射-148件 レーザー光凝固-27件
・2018年:白内障-483件 翼状片-9件 硝子体注射-150件 レーザー光凝固-46件
・2017年:白内障-428件 翼状片-4件 硝子体注射-116件 レーザー光凝固-65件
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いかがでしたか?今回は岩手県内、盛岡市、そして一関市のおすすめ眼科医院をご紹介しました。是非安心して任せられる医院を見つけてくださいね!