レディースクリニックといっても、その内容は多岐に渡ります。その理由は当然、女性にはそれほど悩みが尽きないということの裏替えしです。数多くあるレディースクリニックのでも、それぞれに特徴があり、得意分野も異なります。ご自身の今の悩みを解消してくれる信頼できる先生を見つけやすいように石川県内で活躍されている婦人科のある診療所やレディースクリニックをまとめてご紹介します。是非参考にしてみてください。
吉澤レディースクリニック｜金沢市
基本情報
JR北陸本線「金沢」駅より西へ約17分、25号線沿い、「いしかわ総合スポーツセンター」の西向い。金沢市稚日野町の「吉澤レディースクリニック」は1998年開設し、妊婦さんと赤ちゃんに寄り添い、また、あらゆる年代の女性の健康をサポートし、女性のライフサイクルに応じた診療が行えます。
レディースクリニックおすすめポイント
婦人科で心のケアにも対応
年齢や環境の変化、ストレスなど、いろんな要因でホルモンバランスが崩れたり生理不順になったりします。定期的に検診を受けて、健やかな身体を保ち、充実した生活が送れるようにサポートしてくれます。
・不妊外来：カウンセリング、人工授精対応、卵管造影検査、男性精液検査など。
・婦人科検診：子宮頸ガン、子宮体ガン、卵巣ガンなど。
・更年期外来：ほてり、のぼせ、肩こり、不眠、いらいらなど多岐にわたる不定愁訴や月経不順が閉経前後に出現した場合は、更年期障害が考えられます。
妊婦さんに寄り添ったお産
妊娠中の女性の身体は免疫力が低下し、心臓や腎臓に負担がかかったりなど、いろんなリスクが高まり病気になりやすくなります。医師の診察や助産師、看護師、栄養士の適切なアドバイスを聞いて、健康に身体で理想のお産を目指します。
・胎児診断：超音波検査などで、生まれる前の赤ちゃんの状態を診ます。
・出産：検診スケジュールに沿って、お母さんと赤ちゃんの健康状態を診ます。
・産前産後サポート：マザースクール（前期・後期）、妊娠中の栄養相談、おっぱい外来（産後）、離乳食相談
検診スケジュール
・妊娠10週頃～6ヶ月：4週間に1回。希望により、胎児スクリーニングが行われます。
・妊娠7ヶ月～9ヶ月：2週間に1回。里帰り出産を予定している場合は、妊娠34週までに里帰りすることが勧められます。
・臨月：1週間に1回。予定日を超える時や、出血・お腹の張り、痛みなど心配なことがあれば、臨時の追加診察が行われます。
・出産予定日以降：1週間に2回。予定日はあくまでも目安ですから、いつでも入院できるように準備を整えておきましょう。サポートする方がいれば心強いでしょう。
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桑原母と子クリニック｜七尾市
基本情報
JR七尾線「七尾」駅より南西へ、2号線「七尾警察署前」バス停前、「洋服の青山」の向い。七尾市の「桑原母と子クリニック」は、ユニセフ/WHOより、赤ちゃんにやさしい病院として「Baby Friendly Hospital：BFH」に認定されています。“お母さんと赤ちゃんの心強い味方”をモットーに、母乳育児支援を通じてお母さんと赤ちゃんにやさしいケアを行ってくれます。
レディースクリニックおすすめポイント
婦人科の充実した対応
・婦人科一般外来：月経痛、月経不順、不正性器出血、性感染症、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍など
・子宮ガン検診
・子宮頸ガン予防ワクチン（要予約）
・不妊相談、一般不妊治療（不妊検査、タイミング指導、薬物治療、人工授精）
・更年期外来
・漢方外来
フリースタイル出産に対応
平成16年から取り組んでいる「フリースタイル出産」では、分娩台で決まった姿勢（仰向け体位）をとらず、自由な姿勢でお産が行えます。お母さんが望む、一番楽と感じる姿勢でお産ができます。希望される方には畳の上に布団を敷いて、自由な姿勢でお産に臨めます。旦那さんや子供さんなど家族みんなで出産に立ち会うこともできるようになっています。
・横向き：産婦さんにとって一番楽な姿勢で産まれるときには、ご主人又はナースが産婦さんの片足を支えます。
・四つん這い：腰や股関節が痛い産婦さんには楽な姿勢です。胸の下にクッションを置いて寄りかかっても良いです。
・しゃがみ（座位）：トイレの便座に座るような感じなので、いきむ方向が分かりやすい姿勢です。重力の助けで赤ちゃんが降りてくるので、出産にかかる時間が短縮されます。
・立位：重力を一番有効に利用できる姿勢だから、赤ちゃんが降りやすく、お産がグンと進みやすくなります。
多くのマザークラス
・マタニティースクール：毎月第1～３土曜日午前10時より開催し、産前・出産・産後を安心して過ごせ、内容は満載です。
・ベビーマッサージ教室：歌や体遊びを取り入れた、楽しいベビーマッサージが行えます。
基本コース（全3回）1回2,000円×3回（オイル、オリジナルテキスト、手順シート、写真付きキーホルダーの修了証付き）。対象－生後2ヶ月～あんよを始める前の赤ちゃん。
・アロマテラピー：出産に伴った不安や緊張、疲労を早く取り去り、育児への準備を整えます。好きな香りを２～4点選んでブレンドオイルを作ります。そのオイルを使って、背中→足→デコルテ→首→頭→フェイスの順にマッサージします。
・母乳育児サークル：月2回のお茶会で、母乳育児を通して、いろんな経験を分かち合い、学びあい、同じ思いで繋がっていきます。
・マタニティビクス：妊娠中でも安心して楽しめる妊婦さんのためのトータルフィットネスです。お産にむけての体力アップや妊娠中の体重コントロール、産後の体型戻し効果があります。
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恵愛みらいクリニック｜小松市
基本情報
JR北陸本線「小松」駅の北東、360号線「御宮町」交差点の南、「こまつの杜」の東向い。小松市の「恵愛みらいクリニック」は2019年11月に光町に移転新築して以来、皆さんが安心して来院できるクリニックを目指し、継続して地域の周産期医療に貢献しています。
レディースクリニックおすすめポイント
婦人科での対応
・婦人科一般診療
・挙児希望の相談、治療
・思春期の相談、治療
・子宮、卵巣、乳房のガンの検診
・更年期症状の相談、治療
・骨粗しょう症の検診
・婦人科手術
・ヒトパピローマウイルス（HPV）ワクチン接種
妊婦健診について
妊娠経過が順調であることを確認し、お産のリスクや胎児異常を早期に発見します。妊娠・出産への理解を深め、公費で健診が行えるので、定期的に受診することが勧められます。里帰り出産を希望する方は、前医と相談の上、32～34週頃を目安に受診してください。
・内容：検尿、血圧、体重測定、むくみのチェック、超音波による胎児の発育の評価や異常のチェック、定期的な血液検査。
胎児スクリーニングに対応
より安心してお産に臨めるように、“胎児超音波スクリーニング健診”を希望の方に行えます。産科領域認定超音波検査士が、20～30分かけて赤ちゃんの全身をチェックし、胎児発育や血流測定などを観察します。
・対象週数：妊娠23～26週（妊婦健診5回目）
・費用：3,000円/回 多胎5,000円/回
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愛レディスクリニック｜金沢市古府町
基本情報
JR北陸本線「金沢」駅より西へ、197号線沿い、古府町第3児童公園の東。「新金沢郵便局前」バス停より東へ、徒歩10分。金沢市古府町の「愛レディスクリニック」は、患者さんの診療に係る負担を最優先に考え、行き届いた診療、きめ細やかな看護を目指して、院内処方やジェネリック医薬品の取入れを積極的に進めています。
レディースクリニックおすすめポイント
保険診療の内容
・婦人科一般
・月経異常（月経痛、無月経、稀少月経、過多月経、月経前緊張症）
・腫瘍（子宮筋腫、卵巣嚢腫）
・性病、感染症
・不妊相談
・更年期障害
・子宮ガン検診
自費診療で対応
・人工妊娠中絶：妊娠10週までの妊娠初期の手術で、吸引法により行えます。～9週（平日120,000円 土曜160,000円 術前検査料6,000円） 10～11週（平日150,000円 土曜170,000円 術前検査料6,000円）
・ピル：低用量ピル2,500円～3,000円 中等量ピル2,000円
・緊急避妊（モーニングアフターピル）：10,000円～15,000円
・性感染症検査：2,000円
・その他（プラセンタ注射、にんにく注射、ダイエット注射）
「ヘルパーステーション愛」に対応
・訪問看護、居宅介護：資格を持ったヘルパーが自宅を訪問し、身の回りの世話ができます。入浴介助、移乗移動、食事介助、外出介助、買い物、洗濯、歩行補助、トイレ補助、清拭、掃除、安否確認、口腔ケア、通院介助、寝具干し、ゴミ出し、整理など
・同行援護＆移動支援：障がい者（児）の外出時の手伝い。
・相談支援：障がい者（児）の福祉サービス利用の相談や計画立案。
・介護保険で出来ないサービスを自費でサービス。
・男性用グループホーム「ハートの家」での入居募集。
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やまぎしレディスクリニック｜野々市市
基本情報
JR北陸本線「松任」駅から東へ、「藤平田」バス停前。野々市市の「やまぎしレディスクリニック」は2009年（平成21年）にオープンし、産婦人科疾患一般の診療を基本に、高コレステロール血症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病、骨粗しょう症その他の内科疾患や膀胱炎などの急性疾患の診療も行えます。
レディースクリニックおすすめポイント
不妊症に対応
通常の夫婦生活を営む場合、70～80％の女性が1年以内、80～90％で2年以内に妊娠します。日本では避妊をせずに2年以上の夫婦生活で妊娠に至らない場合、「不妊」と言われます。不妊の原因は複数の原因が重複していることが少なくありません。
【女性側の原因】
・排卵障害や黄体機能不全（妊娠を維持するホルモンのバランス異常）などホルモン異常
・卵管の通過性障害
・着床障害や子宮膣内の通過性障害など子宮の形態異常
・子宮頸管の通過性障害
【男性側の原因】
・精機能障害
・精管の通過性障害
・射精障害
【その他】
・膣閉鎖、膣欠損
・性交障害
・免疫学的原因
・その他、原因不明
不妊症の検査
検査にいろいろあり、男女それぞれに検査する必要があり、検査後、治療方針を決定して治療に移るのが理想です。しかし、月経からの時期により検査を行えものもあるので、検査と並行して必要な治療が始められます。
・基礎体温測定
・血液中ホルモン検査
・卵管通過性検査（卵管通水検査、子宮卵管造影検査など）
・経腟超音波検査（エコー）
・性交後試験（ヒューナーテスト）
・精液検査
・子宮鏡検査
・腹腔鏡検査
・その他：卵巣年齢（抗ミュラー管ホルモン）測定など
子宮ガン検査について
「子宮ガン」は、「子宮頸ガン」と「子宮体ガン」に分けられますが、一般的に「子宮ガン検査」という場合は、「子宮頸ガン検査」を指します。
・「子宮頸ガン」の原因：ほとんど「ヒトパピローマウイルス（HPV）」という「高リスク型HPV」ウイルスが原因で起こります。日本人成人女性の8割が、少なくとも一度は感染するといわれますが、大部分の女性は身体の抵抗力によって自然に消えていきます。しかし、一部の女性で、消えずに持続的に残ったり、繰り返し感染した場合に「子宮頸ガン」の原因となります。
・「子宮ガン検査」：「子宮頸部」の細胞を擦り取って、「ガン細胞」に変化していないかを調べます。正常細胞が「ガン細胞」に変化するまでには、通常数年間かかるので、定期的に検診を受けていれば、早期発見ができます。原因がはっきり分かっているので、早期発見でほぼ100％治癒することのできる唯一のガンとなっています。
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いかがでしたか。石川県内で人気の高い先生ばかりです。信頼して相談できる先生と是非出会ってください。