岐阜のおすすめ小児科クリニック

子供の急な発熱!苦し気な顔を見ると、どうしても不安な気持ちとなるのが親心。少しでも早く治るように、少しでも子供のストレスが軽減できるように、安心して任せられる小児科クリニックを選びたいものです。家の近くがもちろん良いのですが、それでも少し遠くても診て欲しい先生がいるかも知れません。そこで今回は、親子ともに安心して任せられる小児科クリニックをおすすめ順にご紹介します。乳幼児健診はもちろん、予防接種や各種アレルギー診療、さらにはキッズスペースや授乳室の有無など、事前に確認しておきたいポイントをまとめていますので、是非参考にしてみてください!※各掲載医院の情報は2021年7月時点のものです。

つるだクリニック|郡上市

基本情報

452号線惣則高鷲線、八幡信金高鷲支店の東。郡上市の「つるだクリニック」は平成19年、国保高鷲診療所の近くに開院し、子どもから高齢者まで世代を問わずに家族ぐるみで安心して利用できる「かかりつけ医」を目指しています。日常よく見られる疾患をはじめ、高血圧や喘息、脂質異常症の慢性疾患など幅広く診療してくれます。

おすすめポイント

予防接種について

子どもの定期接種以外に、大人の肺炎球菌ワクチン、風疹ワクチン、さらに大人の破傷風予防や帯状疱疹予防も行っています。中学生対象の子宮頸がん予防ワクチンは副反応が話題になっていますが、がんを予防できるワクチンとして積極的に勧めています。尚、ワクチン取り寄せなどに時間が必要なので、希望日の1週間前までに電話連絡する必要があります。

時間外急患にも対応可能

日曜日などの休診時でも、医師の都合がつけば対応できるので、電話してください。(090-2185-1964、0575-72-5777)
対応できない場合でも、責任もって後方病院に連絡を取って対応してもらえます。電子カルテ端末によって、紹介先病院への情報提供が行えます。

往診にも対応

・定期訪問:落ち着いている患者さんには、月1~2回の定期訪問診療が行えます。
・各ケアサービスとの連携:訪問看護ステーション、ケアマネ、訪問リハビリ、調剤薬局などの各種サービスと綿密に連携を取っているので、必要に応じて各種サービスにアクセスできます。
・在宅看取り:訪問看護師、訪問介護と連携して、自宅での安心した看取りが提供できます。

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おくむらこどもクリニック|岐阜市

基本情報

JR東海道本線「岐阜」駅より南西へ。「県庁」もしくは「ふれあい福寿会館」行き乗車「宇佐」バス停下車徒歩5分、宇佐南公園の北西向かい。岐阜市の「おくむらこどもクリニック」は、平成26年に小児診療内科を掲げて、移転開院しました。小児科と小児心療内科に対応してくれます。

おすすめポイント

発達とこころの外来について

発達やことばの遅れ、こだわりが強く集団生活に馴染めない、落ち着きがない、刺激に敏感、学校に行きたがらない、体の不調を訴えても検査では異常がないなど、子どもの発達や心の問題に悩む子どもや親は多く見られます。当院では医師と臨床心理士が連携して、体の病気だけでなく、発達や心の問題にもかかわってサポートしてくれます。

ワクチン同時接種のメリット

日本では2種類以上の予防接種を同時に行う同時接種は、医師が特に必要と認めた場合に行えるとされていますが、外国では一般的に行われている医療行為です。特に乳児期には、四種混合、ヒブ、肺炎球菌などの重要なワクチンを複数回接種する必要があります。
・各ワクチンの接種率が向上。
・ワクチンで予防できる疾患から、子どもを早期に守れる。
・保護者の経済的、時間的負担の軽減。
・医療者の時間的負担の軽減。

スポットビジョンスクリーナーで目の検査

子どもの視力障害を早期に発見するため、生後6ヶ月から検査可能です。お母さんが赤ちゃんを抱っこしたまま数秒カメラを見ることで、近視、遠視、乱視、不同視、斜視の有無を確認できます。1歳6ヶ月児健診、5歳児健診で、スポットビジョンスクリーナーを使った眼科検診が行えます。

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中村こどもクリニック|多治見市

基本情報

JR中央本線「多治見」駅より南西へ、248号線市民病院前交差点の南西、大原橋のたもと。多治見市の「中村こどもクリニック」は平成16年に開院し、小児科専門医として心臓・アレルギー疾患に関して長年研鑽を積んでいます。地域の子どもたちを中心に家族の皆さんの健康をサポートしてくれます。

おすすめポイント

成長ホルモン分泌不全性低身長症の診断

子どもの身長、体重を記録し、成長パターンに以下のような兆候がみられたら、成長に何らかの問題がある可能性があります。
・身長の伸びが、1年に4㎝以下。
・伸びが緩やかになって、成長グラフの身長曲線(成長曲線)が通常の成長パターンから外れる。
・身長が成長曲線の一番下の曲線を下回る(-2SD以下)。
これらの兆候が見られる場合は、なるべく早く受診することが勧められます。

アトピー性皮膚炎の薬物療法

・塗り薬(ステロイド軟膏):ステロイド剤の効果と副作用は長年の考察からよく知られているので、使用方法を誤らなければ安全に使うことができます。
・塗り薬 タクロリムス軟膏(市販名-プロトピック軟膏):免疫抑制剤だからステロイド軟膏のようなホルモン作用による副作用がありません。最初はヒリヒリ感がありますが、数日で消えてほとんどの方に適応します。特に吸収率の高い顔面の病変部位に効果が高いとされます。
・のみ薬(抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤):痒みを抑えるのが目的の薬で、大きな副作用はありませんが、眠気の来ることがあります。最近の抗アレルギー薬には眠気が少なく、1日1回の内服で済むものがあります。

健康診断と予防接種について

・乳幼児健康診断:多治見市が行う健診以外に、自費診療で行う乳幼児健康診断を予約制、診断料-2820円で行っています。
・予防接種:多くの接種可能なワクチンについては、HPを参照してください。

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そはらこどもクリニック|各務原市

基本情報

JR高山線「蘇原」駅より北へ17号線江南関線を車で約5分。各務原高校前交差点の南東。各務原市の「そはらこどもクリニック」は1992年に「こども循環器クリニック(通称くの小児科)」として開院し、2021年に現クリニック名に改称して新たに出発しました。最新の知見とガイドラインに基づいた、正しい診断と治療を提供してくれます。

おすすめポイント

心臓外来に対応

新生児から高校生までに対し、以下の検査が行えます。
・聴診、レントゲン検査、心電図検査、超音波検査(エコー)、ホルター心電図検査(24時間の心電図)※対象者のみ検査
・時間:受付後、レントゲン検査と心電図検査を行い、診察を受けて超音波検査が行われます。その後、総合的な診察結果が説明されます。約1時間程度。

生後2ヶ月でワクチンデビュー

乳児期早期の接種については、4種類(ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、ロタウィルスの各ワクチン)ないし5種類の同時接種が薦められています。ただ、小分けの接種にも対応できるので、其々の家族の方の都合に合わせた最適な接種スケジュールを作成してくれます。

日本脳炎ワクチンの早期接種について

日本脳炎ワクチンは、「通常3歳以上で接種」とされていますが、1期の接種可能な年齢は6ヶ月~90ヶ月とされています。3歳未満でも日本脳炎にかかることがあり、流行がありうる地域では3歳を待たずに早めに接種することが勧められています。各務原市も6ヶ月以降、いつでも接種が可能となっています。

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ふじい内科クリニック|揖斐郡池田町

基本情報

養老鉄道養老線「美濃本郷」駅より西へ徒歩10分、バロー池田店敷地内。揖斐郡池田町の「ふじい内科クリニック」は総合内科専門医による生活習慣病などの内科診療以外に、急性期疾患や胃カメラ・大腸カメラ・超音波による検査、小児科診療、予防接種、健康診断など、朝8時から幅広い診療で良質な医療を提供してくれます。

おすすめポイント

小児科対応

急な発熱や、咳、鼻水、のどの痛み、腹痛、下痢、便秘、嘔吐、湿疹など、子どもの一般的な症状に対応してくれます。診察・検査の結果、更に高度な医療や入院が必要と判断された場合は、迅速かつ的確に専門的総合病院が紹介できます。

アナフィラキシー予防薬の処方

食物や蜂刺され、薬などのアレルギー症状に対するアナフィラキシー予防として、アナフィラキシー補助治療剤の処方が行えます。
・アナフィラキシー補助治療剤(アドレナリン自己注射薬):子どもから大人まで、アナフィラキシーの既往歴のある方、または危険性の高い方が症状を発現した場合、医師の治療を受けるまでの間、一時的に症状の進行を緩和し、ショックを防止するために、万が一に備えて処方できます。

在宅医療にも対応

在宅医療では、医師や訪問看護師、ケアマネージャー、ホームヘルパーなど多くの職種が連携して定期的に患者さんの自宅を訪問し、治療やケアを行います。
・メリット:通院の負担が無く、住み慣れた家で過ごしながら医療が受けられます。
・デメリット:入院診療のような高度な検査や処置が行えません。

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いかがでしたか?今回は岐阜県内、岐阜市、多治見市、各務原市、郡上市、そして揖斐郡で、おすすめの小児科クリニックをご紹介しました。近いに越したことはないですが、是非安心して任せられる小児科クリニックを見つけてください。