岐阜県でおすすめのレディースクリニック

レディースクリニックといっても、その内容は多岐に渡ります。その理由は当然、女性にはそれほど悩みが尽きないということの裏替えしです。数多くあるレディースクリニックのでも、それぞれに特徴があり、得意分野も異なります。ご自身の今の悩みを解消してくれる信頼できる先生を見つけやすいように岐阜県内で活躍されている婦人科のある診療所やレディースクリニックをまとめてご紹介します。是非参考にしてみてください。

おおのレディースクリニック|岐阜市

基本情報

91号線「早田大通1」交差点から西へ、「ブランテ」の北向い。岐阜市の「おおのレディースクリニック」は、高度な不妊治療から妊娠中の健康管理、そして出産まで一貫して安心して通える診察体制が整えられています。「不妊治療」「妊娠」「出産」を中心に、思春期から更年期まで、女性の一生をサポートしてくれます。

レディースクリニックおすすめポイント

不妊治療は早めに始めること

・不妊症の定義:妊娠を望む男女が避妊しないで定期的に性交渉を行っても、1年以上経っても妊娠しないもの。
・排卵日前後に性交渉を行えば、1年以内に90%のカップルは妊娠します。
・不妊検査で特定できない原因不明のほとんどは、卵管を通っても卵子を卵管に取り込めない機能障害と考えられます。
・一般的に35歳を過ぎると妊娠しにくくなり、40歳を過ぎるとさらに難しくなり、流産の確率も上昇するので、40歳以上の場合は、最初から体外受精が勧められます。

人工授精(IUI)で妊娠確率を高める

・人工授精:排卵日のころ、精液を直接子宮内に注入します。痛みはほとんどなく数分で終わります。
・時期:精子数が少ない時、ニューナーテスト不良の時、原因不明の時。
・AIH法:採取した精液を子宮内に直接入れます。
・IUI法:精液を洗浄濃縮した後に注入します。精液が綺麗になるため、奇形精子、死んだ精子・白血球などが取り除かれます。
・治療ステップ:年齢によって3~6回を目処に行い結果が出なければ、「体外受精」「顕微授精」と、より高度な不妊治療にステップアップします。

不妊治療費用(ART/生殖補助医療)(税込)

患者さん一人ひとり事前にカウンセリングを行い、検査・不妊治療は必要最低限で進められます。
・初診(初診療+クラジミア検査+ガン検診+エコー):4,000円~8,000円
・採卵:33,000円/1回
・局所麻酔:5,000円
・培養:33,000円/個数問わず
・顕微授精:55,000円/個数問わず
・凍結融解胚移植:88,000円
・アシストテッドハッチング(孵化補助法):22,000円
・凍結胚移植2個加算:55,000円
・SEET法:33,000円
・新鮮胚移植:55,000円
・カルシウムイオノフォア(卵子活性化処理法):33,000円
・精子凍結:22,000円

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クリニックママ|大垣市

基本情報

東海道本線「大垣」駅より東へ、「白髪神社」の東。大垣市の「クリニックママ」は、複数の産婦人科医(常勤4名、非常勤10名)と新生児専門医2名により、患者さんの心に寄り添った、信頼される医療を提供してくれます。積極的に取り組んでいる不妊治療では、患者さん一人一人に合ったオーダーメイド治療と十分なカウンセリングが提供されます。

レディースクリニックおすすめポイント

不妊症について

・不妊症とは、「特に病気のない健康な男女が避妊をせずに子供を望んでいるのに、1年間妊娠に至らない場合」と定義され、何らかの治療をしないとそれ以降、自然妊娠する可能性がほとんどないことです。
・WHO(世界保健機構)では、35歳以上で6ヶ月の不妊期間が経過したあとは、治療を開始することが認められます。
・不妊の原因割合:女性側1/3 男性側1/3 両方1/3

多くの不妊治療

・タイミング指導、人工授精、体外受精、顕微授精、受精卵(胚)凍結保存、卵子凍結保存、精子凍結保存、凍結融解胚移植など。
・一人ひとりの状況に応じ、身体に負担の少ない治療からスタートし、妊娠しない場合はステップアップ方式で高度生殖補助医療(ART:体外受精・顕微授精)まで進めます。

高度生殖補助医療における専門的検査

・PGT-A(着床前受精卵染色体異数性検査):妊娠不成立や流産を繰り返す方は、受精卵の染色体に異常がある可能性があります。正常な染色体をもつ受精卵を移植することで妊娠率の向上、流産率の低下が期待できます。岐阜県では「クリニックママ」のみが、日本産婦人科学会から認可されて検査が行えます。
・ERA/EMMA/ALICE検査:子宮内膜が妊娠しやすい状態であるかを遺伝子レベルで調べる検査です。
・PRP療法:再生医療の一つとして、自身の血液由来の多血小板漿を用いた治療法です。
PRPを子宮内に注入することで、PRPに含まれる様々な成長因子により子宮内膜の成長を促進させて、妊娠しやすい状態を作ります。岐阜県では「クリニックママ」のみが、日本国内で極めて少ない、PRP療法を受けられる施設となっています。

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中西ウィメンズクリニック|多治見市

基本情報

中央本線「多治見」駅より北東へ、15号線「宮前町2」交差点東、岐阜地方裁判所の向い。多治見市の「中西ウィメンズクリニック」では産科・婦人科と共に、不妊症にも対応してくれます。妊娠中から出産後、特に孤独な育児になりやすい1歳くらいまでの間を、医師・助産師・看護師他スタッフ一同がサポートしてくれます。

レディスクリニックおすすめポイント

特定不妊治療指定医療機関に指定

・岐阜県が実施する「特定不妊治療指定医療機関」に指定され、特定の不妊治療費について公的補助が受けられます。
・不妊治療を受ける多くの方が様々なストレスや不安を感じ、男性側に問題があることも多いようです。
・専門医から一人一人にあった治療方法が説明され、確かな知識と技術、最先端の設備で患者さんをサポートしてくれます。

不妊に関する質問に対応

Q1:不妊治療はいつから始める?
A1:医学的な定義では、妊娠を期待しながら2年以上赤ちゃんができない状態をいいますが、専門医の中では1年以上できなければ何らかの対応が必要と考えられています。治療には2、3年かかる場合もあるので、1年以内でも「不妊症かな」と思ったら、早めに受診することが勧められます。妊娠適齢期はあり、30歳過ぎると精子や卵子は日々老いていくので、早めに専門医を尋ねてください。
Q2:タイミング指導とは何ですか?
A2:基礎体温を基に排卵が近づいたら来院し、超音波で卵胞の大きさを観察し排卵日を予測します。また頸管粘液の性状や尿中のLHホルモンの測定を行い、参考にします。

各種教室が充実

【マタニティヨガ】
・お産に向けての準備だけでなく、妊娠中のリフレッシュにもなるので、ヨガの経験がない方、初心者の方も安心して参加できます。
・対象:妊娠16週以降
・定員:6名/1回
・費用:500円/1回
・持ち物:ヨガマット、飲み物、動きやすい服装
【ベビーマッサージ】
・ママと赤ちゃんの互いのスキンシップに効果的で、楽しい歌に合わせて赤ちゃんの体を動かしたり、優しいベビーマッサージでリラックス効果を高めます。
・対象:生後4ヶ月~9ヶ月の赤ちゃん
・定員:10名/1回
・費用:500円/1回
・持ち物:バスタオル1枚

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せきレディースクリニック|関市

基本情報

長良川鉄道越見南線「せきてらす前」駅より西へ、17号線「久郷」バス停前。関市の「せきレディースクリニック」は関市を中心に、全ての女性に喜びと優しさを届けてくれます。命と常に向き合い、お母さんと赤ちゃんのために何ができるかを常に考え、「女性のかかりつけ医」として地域医療にベストを尽くしてくれます。

レディスクリニックおすすめポイント

女性特有の悩みに対応

・子宮ガン検診、生理不順、性感染症、不妊症などの婦人科系の診察を行ってくれます。また、必要に応じて専門医に紹介してもらえます。
・診療内容:婦人科一般診療、子宮ガン検診、卵巣ガン検診、更年期障害の治療、各種検査(超音波・ホルモンなどの血液・ポリグラフ・心電図・骨密度など)、骨粗しょう症検診、婦人科手術、母体保護手術、性病検査、(内視鏡)子宮鏡手術(子宮内膜ポリープ・粘膜下子宮筋腫などに対して)、ブライダルチェック、膀胱炎、不正出血、生理痛、不妊症の検査と治療、避妊相談、アフターピル(緊急避妊ピル)、人工妊娠中絶

婦人科外来での対応

以下の症状に対応できます。
・一般不妊外来
・月経異常(量が多い、少ない、不順、月経痛がひどい、月経がこない、血の塊が出る)
・不正出血(月経以外の出血)
・陰部がかゆい、陰部にできものができた
・おりものが多い、おりものの臭いが気になる
・下腹痛
・月経をずらしたい
・排尿時痛、残尿感、尿回数が多い
・卵巣が腫れている
・子宮筋腫

更年期外来に対応

更年期は卵巣機能が衰え、女性ホルモンの分泌量が減少する閉経前後の時期です。イライラやほてり、のぼせ、発汗、不眠、肩こり、頭痛、憂鬱、やる気がないなどの症状に悩まされます。
・ホルモン補充療法(HRT):更年期障害の症状は主に、卵胞ホルモン(エストロゲン)の減少が原因なので、補う方法としてエストロゲンの内服と貼り薬があります。子宮ガンや乳ガンになると拒まれる方もいますが、その確率は黄体ホルモンとの併用で低下させることができます。ただし、3年以上の長期投与では、乳ガンや血栓症および心筋梗塞の可能性が20~30%増加するといわれるので、長期投与は避けるべきです。
・プラセンタ注射:「プラセンタ」とは胎盤のことで、胎盤エキスの注射薬としては厚生省から「肝機能改善、肝硬変」、「更年期障害、乳汁分泌不全」の治療薬としての認可を受けています。疲労回復・若返り、美容(シミ、くすみ、シワ、たるみなどの美肌効果)目的に使って、素晴らしい効果とパワーのすごさでブームとなっています。無菌の胎盤より精製された厚生省認可の「メルスモン」を、1回の治療に2~4本使われます。保険適用外の場合:1,000円/1本(税込)

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林メディカルクリニック|中津川市

基本情報

中央本線「中津川」駅より南へ、西太田町通りの南側。中津川市の「林メディカルクリニック」は、安心してマタニティライフを過ごせる環境づくりを心掛け、積極的に出産・育児に取り組めます。赤ちゃんに関する心配事、授乳・育児の疑問には迅速に対応しお母さんの不安を解消してくれます。

レディースクリニックおすすめポイント

不妊症の原因と治療法

【排卵障害】
・原因:下垂体ホルモンの分泌異常や高プロラクチン血症、多嚢胞性卵巣症候群などにより排卵がないこと。インスリン抵抗症、糖尿病予備群。
・治療法:排卵誘発剤による治療。インスリン抵抗症改善薬による治療。
【卵管因子】
・原因:卵管が狭い、閉塞している。
・治療法:体外受精
【子宮因子】
・原因:子宮の形が異常(受精卵が着床しにくい)。子宮筋腫や子宮内膜症などの器質的疾患。
【頸管因子】
・原因:子宮の入り口を精子が通れない(頸管粘液が少ない)
・治療法:人工授精
【子宮内環境因子】
・原因:慢性子宮内膜炎で着床しにくい(流産しやすい)。慢性子宮内膜炎で子宮内膜の基底層にまで細菌が侵入して炎症が起こり、持続している状態。子宮内フローラの乱れ。
・治療法:抗生剤による治療。改善サプリによる治療。
【精子因子】
・原因:精子数が少ない、動きが悪い。
・治療法:人工授精

不妊症検査

・基礎体温:排卵の有無や排卵日の予測に有効です。
・血液検査(ホルモン測定):排卵や着床に問題がないか、排卵時期の予測などの判断材料になります。
・子宮鏡検査(HFS):小さいポリープの多発、子宮壁の発赤や浮腫があると受精卵が着床しにくく、不妊や不育の原因となります。
・子宮内膜検査:慢性子宮内膜炎などを調べます。
・子宮内フローラ検査:菌環境を調べ、これまでわからなかった着床不全が原因の不妊や不育の解明につなげます・
・通水検査:カテーテルを子宮に挿入し、生理食塩水を注入します。超音波検査で子宮内腔に水が確認できれば、通過良好となります。
・子宮卵管造影検査(HSG):子宮の形・左右の卵管の状態を確認します。
・フーナーテスト(性交後試験):排卵日頃に性交し、頸管粘液を膣・頸管・子宮内から採取し、動いている精子の有無を確認します。
・子宮頸管粘液検査」頸管粘液の量や質を調べることで、精子が子宮に入りやすいかが分かります。
・超音波エコー検査:卵胞の成血状態や子宮内膜の厚さから排卵時期を知ることができます。
・甲状腺機能検査:不妊症の女性の約10人に1人が軽度の甲状腺ホルモン不足の状態です。異常がある場合は治療が必要です。
・尿検査(ホルモン測定):月経周期中の妊娠の可能性の高い時期を予測できます。
・精液検査:3~4日禁欲後、精液を採取し、その状態(精液量、精子濃度、総精子数、精子の運動性など)を確認します。
・クラミジア検査:現在、最も頻度の高い性感染症で、子宮頸管炎を起こし、卵管の癒着を引き起こす原因となります。血液中の抗体を調べる検査と、子宮頸管の細胞を調べます。
・抗精子抗体検査:女性の体に抗精子抗体があると、精子を異物とみなして、精子の動きを止めたり、受精を妨げたりします。

不妊症の治療法

・タイミング法:超音波検査と尿のホルモン検査から排卵日を特定します。
・人工授精:タイミング法ではなかなか妊娠しない方、精子の状態が正常以下の方、子宮頸管粘液の少ない方が対象となります。
・妊活サプリメント:以下のサプリメントを活用しています。
葉酸(エレビット:バイエル薬品)。ラクトフェリン(Varinos社)。エンゼルストーク®アドバンス(A-LIFE社)

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いかがでしたか。岐阜県内で人気の高い先生ばかりです。信頼して相談できる先生と是非出会ってください。