白内障とは、ある程度の年齢になると水晶体が白く濁ってくる病気で、白内障手術は年間約120万件も行われています。ですので、誰もが経験する病気と言えるものですが、だからと言ってどこの眼科医院でも良いという訳にはいきません!どうしても大切な目の事。各医院の実績はもちろん、設備のこと、費用のこと、手術後のこと、しっかりと自身が納得した上で手術をお願いしたいものです。そこで今回は、福岡県内で白内障手術の症例実績が多く、その他の点でも安心して受診できる眼科医院をおすすめ順にご紹介します。是非、白内障手術を検討する際の参考にしてみてください。※各掲載医院の情報は2021年1月時点のものです。
福岡県で白内障手術が得意な眼科医院
川原眼科|福岡県糟屋郡
基本情報
JR篠栗線(福北ゆたか線)「柚須」駅より607号線(福岡篠栗線)を東へ徒歩15分。西鉄バス「四軒屋」停留所から徒歩3分、仲原(口ノ坪)交差点傍。糟屋郡粕屋町の「川原眼科」は平成28年開院し、難症例の白内障手術や網膜剥離・黄斑円孔・網膜上膜・糖尿病網膜症といった網膜硝子体疾患を専門としています。見え方の質(QOV)を改善・向上させることで、生活の質(QOL)の向上も得られます。
おすすめポイント
当院特有の白内障手術
・より十分な麻酔:通常の医院では点眼麻酔だけですが、「前房麻酔」と「笑気麻酔」の併用で、より痛みがありません。 ・術後の眼帯はなし:極小切開だから術後の眼帯の必要がなく、片目による転倒の危険がありません。 ・早期回復、高い感染予防:眼帯をしないことで、術後早期に点眼ができるので、炎症を早く抑え、感染も早期に予防できます。 ・乱視矯正:保険適応の乱視矯正眼内レンズが選択できます。 ・豊富な多焦点眼内レンズを用いた手術実績:2019年の多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は227件と、多くの経験と実績があります。
最新・安心の白内障手術を提供
日本眼科学会の専門医である院長は、数多くの難症例の手術を経験し、その技量を充分に発揮できる手術環境の整備にも力を入れています。また、国内外の学会に積極的に参加して、最先端医療技術や情報を取り入れ、患者さん一人一人に合った最適な治療を提案できます。
手術支援システム「カリスト・アイ」の導入
「カリスト・アイ」は、術前の検査データやシミュレーション画像を術者の視界に重ね合わせて、その眼に合った切開位置や眼内レンズの位置情報を示してくれます。これにより、それまでにない質の高い精密な手術が可能になっています。
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さかもとひでひさ眼科|福岡県北九州市
基本情報
JR日豊本線「安倍山公園」駅より徒歩12分、西鉄バス「サンリブシティ小倉」バス停より東へ徒歩3分。北九州市上葛原の「さかもとひでひさ眼科」は平成22年開院し、目の病気の診断・治療から白内障などの日帰り手術まで、あらゆる目の悩みに対応できる目の総合病院を目指しています。
おすすめポイント
総合病院と同等以上の高度な医療
正確な診断と的確な治療の前提になるのが、適切で正確な検査です。当院では、充実した検査設備で、大きな総合病院と同等以上の検査体制が整えられています。最新鋭の手術機器と手術顕微鏡を備えて、白内障や緑内障をはじめ、網膜剥離や糖尿病網膜症などの網膜硝子体疾患、及び眼瞼下垂、眼瞼内反症・外反症などのまぶたの手術も日帰りで行えます。
心地よい医療空間
病気で訪れる患者さんには、「おもてなしの心」を持って、清潔で明るく、緑あふれる待合空間と細心の心配りで、「心地よい」医療を提供しています。院内のフロアは全てバリアフリー対応となっており、玄関までのスロープや車椅子対応のトイレなども設置されています。
QOL(生活の質)の向上
眼科専門医として、メガネ・コンタクトレンズ処方から最新視力回復術まで、確実・安全に視力矯正を行い、QOL向上のための様々な選択肢が提供できます。 ・メガネ・コンタクトレンズ処方:広く普及している矯正方法ですが、眼科専門医による定期的な検査も重要です。 ・多焦点眼内レンズ:術後は眼鏡が不要になる遠近両用タイプの多焦点眼内レンズがあります。 ・フェイキックIOL:角膜と水晶体の間に入れる人工レンズで、-10D以上の強度の近視でも治療が可能になっています。
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橋本眼科医院|福岡県小郡市
基本情報
西鉄「小郡」駅より東へ1㎞、徒歩15~20分です。小郡コミュニティバス「文化会館前」バス停より500号線を東へ100m。小郡市大板井の「橋本眼科医院」は1993年に開院し、 日帰り白内障手術以外に、ベッド数7床の有床診療所として入院患者を3~4名に留めて、ゆったりと入院出来るようになっています。日帰り手術の全盛期に、逆に有床診療所の存在価値が高まり、遠方からの入院による手術依頼が増えています。
おすすめポイント
白内障は薬で治らない
ゆで卵を冷やしても生卵に戻らないように、一度濁った水晶体が元に戻ることはありません。白内障の進行を遅らせる目薬は昔からありますが、その効果は不確実とされています。それよりは、紫外線を浴びない、古い食用油などの過酸化脂質の摂取を控え、活性酸素を除去する食物やビタミン・サプリメントの摂取などを行って、アンチエイジングに努める方が良いでしょう。
近視治療にオルソケラトロジー
各個人の角膜形成や近視度数に合わせてオーダーメイドされた特殊な高酸素透過性のハードコンタクトを就寝時に着用することで、視力が矯正され、日中は裸眼でも矯正視力が維持されるという安全で無理のない近視矯正治療法です。健康保険の適応はありませんが、両眼14万円(学割12万円)の業界最低水準価格で提供されています。
土曜診療
月・水・木・土曜日は、9:00~12:30 14:00~17:30 まで、診療にあたってくれます。 尚、木曜午後は20:00まで延長し、土曜午後は17時までと、なっています。 また、火・金曜日は、午前の9:00~12:30 のみの診療ですが、火曜の午後は手術が行われます。 休診日:日曜・祝祭日、金曜の午後
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末田眼科|福岡県久留米市
基本情報
JR久大本線「南久留米」駅より西へ徒歩9分、753号線沿い、ゲオ久留米諏訪野店向かい。久留米市諏訪野町の「末田眼科」は平成19年開院し、患者さんの立場に立って診療にあたり、症状をしっかり聞き、診療方針なども納得できるまで丁寧に説明してもらえます。白内障や緑内障、網膜硝子体疾患などの手術やレーザー治療を専門にしています。
おすすめポイント
白内障に多い症状
目の「水晶体」と呼ばれるレンズが濁る病気ですが、目がかすんだり眩しく見えるといった症状が多く見受けられます。老化現象のひとつですから、50歳で50%以上、80歳以上ではほとんどの方がかかる病気となっています。長い年月をかけてゆっくり進行するので、発症すれば即手術というものではありませんが、あまり進行すると手術に時間がかかって、日帰り手術では対応できなくなるので、医師との相談が大切です。
緑内障治療は眼圧低下がカギ
眼圧上昇により視神経が障害され、視野が狭くなる病気で、一度障害された視神経は再生できないので、失明の危険を伴う怖い病気といわれています。視野が狭まり、視力が低下する症状がありますが、一般的に初期段階では自覚症状がほとんどなく、症状が進行してから受診する方の多いのが現状です。眼圧を下げるには、薬での効果がみられない場合は、手術やレーザー治療が選択されます。
失明原因第1位の糖尿病網膜症
糖尿病腎症・神経症と共に糖尿病の3大合併症の一つで、日本では成人の失明原因の第1位です。かなり進行するまで自覚症状がない場合もあるので、糖尿病の方は目に症状が現れていなくても、定期的に眼科で検査を受ける方が賢明です。
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中武眼科クリニック|福岡県飯塚市
基本情報
JR筑豊本線福北ゆたか線「新飯塚」駅から南西へ徒歩15分。西鉄バス「明治町口」停留所から南へ徒歩1分。飯塚市西町の「中武眼科クリニック」は平成5年に開院し、一般眼科診療及び白内障手術以外では、糖尿病網膜症や網膜剥離を中心とした網膜硝子体疾患を専門としています。提携先病院の非常勤先生方と共に、緑内障及び角膜疾患を含めた眼科疾患全てにわたる専門分野領域に対応できます。
おすすめポイント
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術
水晶体再建術は白内障手術と同意語といえる、白内障手術以外では基本的に使わない術式となっています。白内障手術では、濁った水晶体を取り除き、人工の水晶体に置き換えることになります。人工の水晶体には、保険適応の単焦点眼内レンズと、自由診療の多焦点眼内レンズがあり、当院では、裸眼で日常生活がおくれる頻度の高い多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が、患者さんの希望により行えます。
網膜硝子体疾患とは
網膜剝離や糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症などを網膜硝子体疾患と呼びます。硝子体は眼球の器官の一つで、透明のドロッとしたゼリー状の組織をしており、眼球の形を保ち、光を屈折させる働きがあります。この組織の病気が原因で、病状を悪化させたり、出血したり濁ったりすることで、網膜への光の到着を邪魔することを「網膜硝子体疾患」といいます。
土曜診療
月曜から土曜まで、9:00~12:00 14:30~17:00 まで、診療してもらえます。 休診日:日曜と祝日のみと、なっています。
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いかがでしたか?今回は福岡県内、北九州市、久留米市、飯塚市、小郡市、そして糟屋郡のおすすめ眼科医院をご紹介しました。是非安心して任せられる医院を見つけてくださいね!